東日本大震災から1年
- 公開日
- 2012/03/12
- 更新日
- 2012/03/12
校長室から
犠牲となられた方は1万5千人を超え,今なお行方不明の方は3千人以上になります。さらに避難・転居を強いられた方は,34万4千人です。戦後最悪の災害となった東日本大震災から,3月11日で1年が過ぎました。
今日は,体育館に全校児童が集まり,震災の追悼集会を行いました。まず黙とうをささげ,犠牲者の冥福を祈りました。その後,学校長の話,児童会代表からの「追悼の言葉」と続きました。
この東日本大震災は,決して「他人事・他所事」ではないのです。大災害はいつ「自分事」になるか分かりません。この地で生きる人々の悲しみや苦しみをしっかりと受けとめて,一緒になって考えることを呼びかけました。
本日の京都新聞から「東日本大震災による大津波で,大勢の児童や教職員が犠牲となった,宮城県石巻市の大川小学校に関する記事」を紹介しながら話を進めました。この学校では,児童108名のうち,70名が死亡,4人が行方不明,教職員13名のうち,9名が死亡,1人が行方不明という,本当に痛ましい犠牲がありました。
助かった5年生の児童の4名がみんなで書いた詩があります。会えなくなった友だちや先生に,今の気持ちを届けようという詩です。
「大好きだったみんな そして先生へ ぼくたちは毎日楽しく学校に通っています みんなどうしていますか? 言いたいことがいっぱいあり過ぎて 何から伝えていいか分からない それが本当の気持ち でも一番伝えたい言葉はありがとう ありがとう 先生やみんなと過ごした時間を今も思い出す (後略) 」
その人の心の痛みが,あなたに届いていますか。悲しみや苦しみや,そして一生懸命に歩もうとする思いが,心に響いていますか。
これで解決した訳ではありません。まだまだこれからも一緒になって,私たちに何ができるかを考えて行きたいと思います。