学校日記

3年社会科研究授業「農家でつくられるもの」

公開日
2011/09/09
更新日
2011/09/09

校長室から

 今日の6校時に社会科の研究授業を行いました。「農家でつくられるもの」という単元です。私たちの地域・下鳥羽には田畑が多くあり,農業に従事されている方がおられます。いろいろな野菜の中で,「九条ねぎ」づくりは有名です。
 ある飲食店のホームページの中に,「材料は『下鳥羽でつくられた九条ねぎ』をつかっています。」という記述があることを確かめ,地域のねぎづくりに関心を高めていきます。
 子どもたちは,地域の農家,Tさんが育てた「九条ねぎ」と,3年の先生たちが,同じ種から育てた「九条ねぎ」を比べます。全く違う二つの「九条ねぎ」に子どもたちは驚きの声をあげます。当然のことながら,この二つの「九条ねぎ」に注目します。
 大きく異なる二つのねぎをじっくりと観察し,「分かったこと」を発表していく子どもたち。それをもとに「考えたこと」を次々に出して,みんなで深めます。
 子どもの光る発言が多く出ていました。分かりやすくいい授業だったと思います。筋道がはっきりしており,授業の流れは板書を見ればよく捉えられます。他の3学級ですべて事前授業をし,その都度学年で話し合っただけあって,よく練れています。
 子どもが「先生たちは素人で,Tさんはプロなんだから…。」「くりかえしくりかしやってはるから,いいものをつくれるのだと思う。」「味っていっしょなの?」などと学習の核心をつく発言を重ねていく中で,途中,「みんなはどちらのねぎを買うの?」という発問から,さらに子どもたちが心を弾ませて話し合いを続けていく姿が印象的でした。4月よりも子どもたちが育ってきていることが最も嬉しかったです。
 社会科における学習問題づくりの本質は,問題文を作成することそのものにあるのではなく,一人一人の子どもの問題意識の高まりにあることを改めて感じました。