学校日記

☆6年生 脱線だらけの歴史の部屋☆

公開日
2020/05/14
更新日
2020/05/14

6年生の部屋

 今回は794年に都(みやこ)が奈良の平城京(へいじょうきょう)から京都に移されて,約400年もの間続いた平安時代(へいあんじだい)の生活について書いていきます。
 しかし,平安時代と一言に行っても,約400年も続いた時代ですので,平安時代の中でも特に有名な『藤原道長(ふじわらの みちなが)』が活躍した時期の生活について見ていきます。(社会科の教科書P.37~P.40)

 この時代,『藤原道長』のような国の政治を中心となって動かしていた人たちを『貴族(きぞく)』と言いました。『貴族』は,『寝殿造(しんでんづくり)』とよばれる写真の絵の様な大きな屋敷で暮らしていました。(左側の写真)
 こんなに豪華な『寝殿造』の屋敷には,現在の家では当たり前にあるものが,なんとありませんでした。

 ⑴部屋と部屋の間に壁がない(右側の写真)
  ※カーテンのような布で仕切って部屋をつくっていたようです。
 ⑵トイレがない
  ※今でいう「おまる」を使ってトイレをしていたようです。

 しかし,ここで少し不思議なことがあります。平安時代の前,「奈良の大仏」が造られた平城京では,実はトイレがあったようなのです。それも,トイレの後に水で流す,今でいう「水洗トイレ」の形跡も見つかっています。
 では,なぜ「奈良の大仏」ができた頃より時代が進んだ平安時代になって『貴族』の屋敷である『寝殿造』からトイレが無くなってしまったのでしょうか。
 「おまるでする」より「トイレでできる」方が現代の私たちにとって自慢できるポイントなのに,平安時代の『貴族』たちは何を考えてトイレという場所を無くそうとしたのでしょうか。謎は深まるばかりです。