学校日記

明日から冬休み

公開日
2010/12/24
更新日
2010/12/24

校長室から

 今年の授業日は本日が最終です。冬休みを前にして,朝会で校長から子どもたちに話したことは次のようなことです。

 (ホワイトボードに「新しい」と「古い」と書かれた二枚の紙を順に掲示する。)
こちらは「あたらしい」と読みます。反対の言葉は何ですか。そうですね。これで「ふるい」と読みます。新しいものと古いもの,みなさんはどちらがいいですか。(子どもたちの大半から「新しいもの」「新しい」との声が挙がる。)
 そうですか。新しいものの方がいいですか。なぜそう思うのですか。(「きれい。」「壊れていない」。などと口々に発言する。)なるほど,新しいものの方がいいという人が大勢いますね。ではどうでしょう。古いものの方がいいという人もいるのではありませんか。(何人かの子どもたちが手を挙げる。)古いものの方がよいという人がいるのですね。きみたちはなぜそう思うのですか。(「新しくお金を使うのではなくて,古いものを大切にする。」「古いものを大事に使う。」などの発言がある。)
 古いものも,実は,いいですよと,大切ですよと言ってくれました。これから冬休みに入ります。冬休みには,古いものと出会うことが多いですよ。除夜の鐘を聞きにお寺へ行く。初詣に神社へ行く。どちらも古くからありますね。おせち料理,凧揚げやコマ回し,お正月には昔から続いていることがたくさんありますね。(子どもの中には「タコ?」と不思議そうにつぶやく子がいた。なるほど「凧揚げ」の意味が分かりにくい子どもがいるのも,現代のくらしでは,実際やむを得ないかもしれない。)この冬休みには,みなさんは,たくさんの古いものと出会うと思います。その時に,その古いもののよさに気がついてほしいなと思うのです。
 人のことは「古い」なんて言わないですね。おじいさんやおばあさんは「お年寄り」です。昔から長く生きてこられて,いろんなことを知っておられるのですから,お正月にでも,お年寄りの話をゆっくり聴いてみるのはどうでしょう。いいと思いますよ。
 どうですか。古いものにも,いいところがいっぱいあるのではないですか。
もちろん新しいものもいい。どちらもいい。新年になったら,新しい年になったら,今年うまくいかなかったことや失敗したことをくよくよせず,新しい気持ちでスタートすることも大切なことです。
「新しい」と「古い」。どちらも大切なのですね。