研究発表会を終えて
- 公開日
- 2010/12/08
- 更新日
- 2010/12/08
校長室から
昨日は,本校の研究発表会を行いました。京都からは遠い他府県から参加して頂いた先生方を含め,およそ150名ほど皆さんが,本校に集まってくださいました。本当に有難うございました。
次に,全体会で校長からお話しさせて頂いたことを記載致します。
皆さん,こんにちは。
初めに,本日,ご多忙の中,本校の研究発表会にお集まり頂いた,すべての皆様に,心より厚く御礼申し上げます。有難うございます。
本校は,今年度,京都市教育委員会より,社会科の教科研究指定を受け,校内研究をスタート致しました。4月からこれまで,私たちは,懸命に取り組んでは参りましたが,今日,この場で研究の成果をまとめ,みなさんにお伝えするには,不十分なことが多く,あまりに心許ないというのが,正直なところです。
「教師は授業で勝負する。」言ってみれば当然のことも,それを日々実践し続けることは決して容易なことではありません。「保護者への対応」「生徒指導上の問題」「報告文書の作成」などなど,時間はいくらあっても足らないというのが,私たち現場の実感でしょう。
しかし,だからこそ,教師としての原点の仕事「授業」に,今こそ全力を傾注しなければならないと思うのです。
私たちの校内研究は,まず,よりよい授業づくりをめざしています。説得力ある理論を構築する土台には,必ず確かな授業実践があります。私たちにとって,日々の授業の改善につながらない研究には意味を見出すことができません。
本日の授業を参観して頂き,下鳥羽小学校の,今の授業に「足らないもの」「欠けているもの」をどうぞご指摘ください。私たちは,皆様から厳しいご意見を頂き,多くのことを学ぶ機会にしたいと思っています。
授業がよくなるためには,「授業をみせること」「授業をみること」そして「授業をふりかえること」が大切です。「授業公開」「授業観察」「授業分析」の,この三つの原則に従い,徹底して実践に励むことが必要なのです。
それが如何に大切なことかを,私は,今日,この後にご講演をお願いしております,北 俊夫先生から学ばせて頂きました。先生は,かねてから,一人一人の子どもを大切にした,よりよい授業を創るためには,この地道な取組を継続しなければならないと語ってこられました。
私たちは,プロ教師としての授業力や学校力をどれだけ高めることができているでしょうか。目の前の子どもたちに,教育者としての矜持をもった生き方を示すことができているでしょうか。「教えることは学ぶこと」という至言を心に刻み,これからの実践研究のあり方をさらに探って行きたいと思っています。
幸いなことに,下鳥羽小学校は,地域の皆様から,日々温かいご支援を頂いております。本日,来賓としてご臨席を賜りました,下鳥羽小学校・学校運営協議会・会長 村瀬 克子 様をはじめとして,地域や保護者の皆様は,下鳥羽教育への熱い思いを抱きながら,子どもたちと温もりあるかかわりを持ち続けて頂いております。まさに,公民的資質の基礎を培う社会科教育を,学校・地域ぐるみで推進するにふさわしい場だと言えるでしょう。
最後になりましたが,本日,遠路はるばる,東京からご来校頂き,ご指導を頂きます,国士館大学教授 北 俊夫 様,京都市教育委員会・学校指導課・首席指導主事,西 孝一郎 様,京都市総合教育センター指導主事 高宮 佳彦 様,並びに,ご来賓の皆様に心より御礼申し上げます。有難うございます。
本校はこれからも「実践」と「研究」を両輪にして,授業力と学校力を高める道を切り拓いていきます。どうか今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。