グレートウエーブ(富嶽三十六景・神奈川沖浪裏)〜7月朝会〜
- 公開日
- 2024/07/01
- 更新日
- 2024/07/01
校長室から
7月に入りました。
今日の朝会では、今月3日に新紙幣が発行されることにちなんで、2つのお話をしました。7月3日という日付からはピンとこない顔をしていた子どもたちですが、「新しいお札が発行される」と私が話し始めると、「それ知ってる〜」「そうそう それな!」となかなか良い反応。前回の変更は2004年で20年前のことですから、子どもたちにとっては、初めてのことですもの、興味があるのでしょう。
一つ目の話は、新紙幣3種券の表の肖像になった人物と裏のデザインについて。茶色い新一万円は、表が渋沢栄一、裏は東京駅。紫の新五千円は、津田梅子と藤の花。青の新千円は北里柴三郎と葛飾北斎の浮世絵 富嶽三十六景・神奈川沖浪裏と紹介しました。
この「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」という作品は、みなさんご存知の通り、国内外で知名度も高く、世界の芸術家にも影響を与えたもの。海外では「グレートウエーブ」と呼ばれ人気があります。美術を愛する者としては、子どもたちに出会わせたい作品の一つでもありましたので、この機会に、鑑賞をすることにしました。
これが二つ目の話「アートとお話し」。この絵と子どもたち一人一人がお話をするのです。絵から聞こえてきたことを基にするので、黙って絵を見続けてくださいと伝えました。
体育館が一瞬でしんと静まりました。子どもたちの真剣なまなざしがスクリーンに向けられる様子は圧巻。
2分後に、何が描かれていたか、この絵で何が起きているのかを尋ねました。たくさん手が挙がり、みんなの前で自分が聞こえた物語を語ってくれました。
名画・名作は多くを語る。子どもたちの心に届いたことをうれしく思います。