学校日記

桂徳家庭教育学級開催

公開日
2009/11/16
更新日
2009/11/16

校長室より

 桂徳小学校家庭教育学級 11月12日火曜日 午前10時から
今回は、京都地方裁判所の裁判官の方に来ていただき、今年の5月からスタートした裁判員制度についてのお話をしていただきました。
 なぜ裁判員制度が導入されたのか。どんな事件が対象なのか、裁判員になったらどんな仕事があるのか、裁判員にはどんな義務があるのかなどを分かりやすく教えていただきました。
「まあ、私が選ばれることはないだろう。宝くじに当たるぐらいの確率かなあ。」などとのんきに構えていたのですが、
「これから毎年、前年の12月ごろまでに裁判員候補者名簿が作成され各家庭に通知が郵送されます。京都府内ではおよそ350人に一人ぐらいの割合で送られることになります。この通知は、本日発送予定ですので明日、明後日には家庭に届きます。」と言われました。この一言で会場がどよめきました。その割合なら桂徳校の家庭数から考えると、この会場から一人が選ばれてもおかしくはありません。みんな身を乗り出してお話を伺いました。
 私はこれまで「この人はみんなが○○だと噂しているからきっと犯人に違いない。」という先入観をもって、報道を聞いたり見たりしていました。裁判官の方はもちろんですが「裁判員になったらはじめから「黒」と決めつけるのではなく真っ白の状態で物事を見ていかなければなりません。」と言われました。これは教育の世界でも同じことが言えるのではないでしょうか、
 担任していたときに「また忘れ物したの。」と言ってしまったことがあります。確かにその子は忘れ物の名人でした。けれど一生懸命忘れ物をなくそうと努力していたのです。「また!」といった私の顔を悲しそうに見つめた目が忘れられません。
 もし、あす、私の家に候補候補者名簿に載りましたという通知が来たなら、真っ白な目で見ていこう。そしてなにより、明日と言わず、今日からでも桂徳小学校の453人の子どもたちを真っ白な目で見ていこう、一人一人の可能性を伸ばしていこうと考えさせられた家庭教育学級でした。