学校日記

校長室より7

公開日
2009/12/01
更新日
2009/12/01

校長室から

校 長 室 よ り
                         校 長  吉川 栄一

 真っ赤なカラスウリの実を管理用務員さんが持ってきてくれました。赤と言うよりも輝くような朱色と表現した方がいいのでしょうか。子どもの頃に見た,秋の陽が愛宕の山にしずむ時のあの夕焼けの色。オレンジでもなく,赤紫でもない,陽が山の後ろに隠れたすぐ後に見せるあの輝く一瞬の色。あれを茜(あかね)色と呼ぶのでしょうか。
幼いころを思い出すカラスウリを見ながら,そういえば子どもの頃は,カラスノマクラと呼んでおり,中の種は大黒様や打ち出の小槌に似ていることから財布に入れておくとお金がなくならないと教えられたものです。カマキリの頭に似ているという人もおり,いずれにしても変な形の種を持っています。花は,夏の夜にだけに咲くのですが,月下美人のように有名ではなく,少しかわいそうな気がします。
 12月になりました。カレンダーも1枚を残すのみとなりました。

全国学力テスト
 11月のたよりに,調査の概要をお知らせをしました。もう少し詳しくお知らせをし,保護者の皆さんと情報の共有を図りたいと思います。
京都市は,具体的な数字の公表はしませんが,本校の結果は,国語・算数共に概ね良好と報告いたします。難易度が年によって違うので比較は難しいのですが,「知識に関する問題」(A問題)も「活用に関する問題」(B問題)も年々定着してきていると考えられます。私が特によい傾向と考えるのは,無解答率が少ないということです。結構,諦めの早い松陽の子どもたちでしたが,文章問題でも頑張って表現しようと努力しています。
 しかし,課題がないわけではありません。顕著なものをあげてみます。
【課題とする内容】
 ○国語
  ・漢字の読み・書きの定着がよわい
  ・長文の読み取りがよわい
 ○算数
  ・既習(3・4年に学習)の基礎内容の定着がよわい
  ・割合などじっくり読んで理解を要するものに苦手意識を感じている
  以上が,教科の中の目立って弱さの感じられる内容です。
  次に,児童質問紙の中から,今後考えていきたい事柄を報告します。
 ○児童質問紙
  ・自尊心が低く,将来に夢を持たない
  ・寝る時間が遅い・テレビ・ゲームの時間が長い
  ・携帯電話の使用回数が多い(持っている数の多さ)
  ・家庭学習の時間が短い
  ・ニュースに関心がない・家の人とあまり話さない
  などが目立っている項目でした。
  学校では,自分の結果を見ながら,弱いところを知り,できなかったところをやり直 したり,類似問題をしたり練習しています。また,授業の中や朝・昼の帯時間の中で具 体的な改善を図っていこうと取り組んでいます。

図書室
 図書室の放課後の解放が,図書ボランティアの皆さんのお力で続けられています。(毎週火・木曜放課後)きれいに整理された図書室は,気持ちよく,授業にもとてもよい環境となっています。ありがとうございます。
教育委員会にそんな報告をしていますと,このたび木の香りのする机とイスのセットがいただけることになりました。家具調の雰囲気を漂わせ居心地のよい図書室になりそうです。子どもたちの読書量や調べ学習が増えることを期待します。
しかし,もう少し図書ボランティアの人数が増えればと願っています。1時間でも2時間でも交代しながら活動していくためには,人数が少ないのです。それぞれお忙しいこととは思いますが,協力をお願いしたいのです。学校の方へ連絡ください。地域の方,お年寄り方も歓迎いたします。

インフルエンザ
毎朝の新聞は,学校の休校や学級閉鎖を伝えています。その様子は,波があり多くなったり少なかったり,安定はしません。松陽校も今まで3学級が2〜4日間閉鎖をしましたが,今はやや落ち着いています。予防接種も始まったこともあり,なんとかこのままで行きたいものです。
3学級の閉鎖に伴う授業時数の回復措置について,お知らせいたします。1週間の授業時間は限られており,一度の回復はできません。できるところで回復を30分〜1時間を確保する努力をしており,積み上げていきたいと考えています。現時点で,松陽小学校の各学年の授業数は,閉鎖学級も含めて十分足りており,このままでも不足することはありません。したがって,休日を利用しての回復は考えていません。今後,インフルエンザが猛威をふるわないことを願っています。

学校評議員会
前期の終了にあたり,学校評議員の方々から,学校の評価(アンケート)をいただきました。
学校全体として,「安心して見ている・やや安心している」と回答されたすべての方に感じていただいています。トイレスリッパの整頓や,子どもたちの明るさや元気さをあげておられます。
子どもたちについては,まだまだ自分から挨拶ができないことを指摘されています。
教職員については,来校した時丁寧に対応されて気持ちがよかったと褒めていただく方もありました。指導面では,「子どもが喜んで登校している様子がわかる」と表記された内容がある反面,ひどい言葉で友だちをののしったり,後ろからけったりしている子がいることから,いじめはないかと心配のお言葉をいただいています。
すぐに対応しなければならないもの,今後考えていきたいものを整理して,松陽教育に生かしていきます。ありがとうございました。