校長室から
- 公開日
- 2012/07/02
- 更新日
- 2012/07/02
校長室から
「おはよう」で始まる松陽の朝から
〜 自ら挨拶できる子に 〜
牧野 雅彦
毎朝,PTAの方々や地域の方と共に北門の横断歩道に立ち,子どもたちの登校指導をしています。2年前松陽小学校に着任した時,気持ちのよい挨拶ができる子どもになって欲しいと願い,続けてきたことがあります。それは,松陽小学校の児童以外の人々にも挨拶をするということでした。保護者の方や地域の方はもちろんですが,病院に向かう職員の方々や患者さん,高齢者施設に向かう職員の方。自転車で坂を下る高校生など多くの人々と出会います。2年前挨拶を始めたころは,相手の方は頭を少し下げるだけ。時には怪訝な顔をされたこともありました。
意識して挨拶を始めてから2年。その様子は変わりました。こちらの挨拶に対して,挨拶が返ってきます。また,私の方を見て挨拶されます。挨拶に笑顔も増えました。相手の方から「おはようございます」と挨拶され,あわてて挨拶を返すこともあるのです。バスの運転手さんからも会釈されます。子どもたちの周りの大人の姿は確かに変わりました。子どもたちも徐々に変わってきました。挨拶が返ってくるようになりました。中には声の小さな子もいます。まだまだ,挨拶が苦手な子どもがいることも事実ですが…。
今年は,自分の方から挨拶する「意識」を育てたいと思います。いつでも・どこでも・だれにでも挨拶できるためには,「自分から」という意識が必要だと考えるからです。時間はかかると思いますが粘り強く取り組んでいきたいと思います。
「意識して」挨拶をする段階から,挨拶することが無意識にできる「習慣」となり,最終的に,挨拶が「いつでも・どこでも・誰に対しても・自分から」できる松陽になった時,あいさつはコミュニケーションにおける「文化」となることでしょう。
「文化」となったものは,崩れにくく,それは,松陽の教育力となると思います。