松陽のシンボル 孔雀「桂 桂子(かつらけいこ)さん」
- 公開日
- 2011/08/30
- 更新日
- 2011/08/30
校長室から
校長室から
校長 牧野雅彦
松陽のシンボル 孔雀「桂 桂子(かつらけいこ)さん」
〜 長い間 松陽を見守り続けた仲間 〜
8月29日(月)校舎に久しぶりに,子どもたちの元気な声が戻りました。学校は子どもたちがいないと学校ではありません。子どもたちがいないと,いつもなら体の中からわき出てくるはずのエネルギーが,わいてこないのです。子どもたちは,周りの大人にエネルギーを与えてくれているのだとあらためて思いました。
さて,子どもたちが夏休みで学校にいない時に,松陽小学校のシンボルである孔雀の「桂 桂子さん」が亡くなりました。飼育委員会の児童が,飼育小屋を見に回った時,横たわる「桂 桂子さん」を発見。最近食欲がなくなり心配していたところでした。普段は,飼育委員会の子ども達が,交代で水や餌を替えたり清掃したりして気持ちの良い環境で過ごせるようにお世話をしていたのですが…。
「桂 桂子さん」は,桂警察署よりいただいた孔雀です。孔雀を間近に見ることができ,子どもたちは大喜びだったそうです。時間がたち,孔雀は,「桂 桂子さん」として松陽の家族の一員として,大切な存在になりました。「花背山の家」や「みさきの家」での宿泊体験学習で,他校の小学校との交流で学校紹介をします。その際,松陽小学校の自慢として必ず登場したのが「桂 桂子さん」でした。卒業生の心の中にもしっかりと位置づいています。子どもたちの中には嬉しいことや悲しいことがあると,飼育小屋まで行き,「桂 桂子さん」に向かって語っていたこともあったでしょう。
亡くなった夕方に,ある親子が献花に来校されました。亡くなったことを悲しまれる姿から,心の中に大きな存在として生き続けてきた「桂 桂子さん」を実感しました。
学校の中で,生き物を飼う意味は色々とあると思います。動物を飼育することは「動物とともに暮らす」ということです。動物は,子どもたちにとってのよき「生きた仲間」なのです。動物の世話をすることは「命を預かる」ことを意味します。動物達や自然に触れ合い,五感で実際に体感,体得し,感性を磨くことが子どもたちにとってかけがえのない宝になるはずです。
しかし,それらの意味を超えて,「桂 桂子」さんは,生きる私たちそれぞれにメッセージを送ってくれたのです。
いつも 堂々と 気品を持ち
松陽を見守り続けた 孔雀「桂 桂子さん」ありがとう
松陽小学校一同