学校日記

校長室から  「すべての人が 生まれてきたことを 喜びあえる社会に」

公開日
2011/01/05
更新日
2011/01/05

校長室から

〜12月人権月間に思うこと〜

 今年もあとわずかとなりました。年末年始に向けてのあわただしい毎日です。
この文を読んでおられる皆さんに,一つだけ質問させていただきます。もし自分にあてはまると思われたら,質問を読まれたあと10秒以内に手を挙げてください。
それでは質問です。

Q  人権を持っていますか?

 さて,結果はどうでしたか。自分には人権があるのかな?迷われた方も多いことでしょう。この答は,この文章の最後でお伝えします。

 子どもたちに,人権にかかわるお話をすることになりました。いろいろ悩みましたが,「だからわるい」というお話にしました。この原作は,オセーエフという人が描いた短いお話です。それを低学年・中学年用に松陽小ドラえもんバージョンに変えました。


「だから,わるい」 松陽小 ドラえもんバージョン


ある日のことです。
ドラえもんは,一人でさんぽしていました。
ちょうどそのとき,なにか 泣きさけぶ声が広場のほうから聞こえてきました。
ドラえもんは 声のするほうへ とぶように走っていきました。



するとジャイアンが男の子をたおして背中にのり,たたいているのが見えました。



すぐそばに のびたくんとすねおくんがどうなることかと見ていました。



どらえもんは,「ジャイアン!なにをしているんだ! ジャイアンやめるんだ!」と,
大きな声で叫ぶと,ジャイアンは,男の子をはなし,どこかへ逃げていきました。



「きみたちは そんなことではずかしくないのか!」
「どうしてはずかしいのさ?」
「ぼ,ぼくたち なにもしていないよ。」



「だから わるいんだよ!!!」


 さていかがでしたか。
 私たちの周りでは,毎日色々なことが起きています。その都度,自分で判断しその結果を受け行動します。その判断の基準が一人ひとり違います。その判断基準を「人権」という物差にすることが,今求められているのではないでしょうか。傍観者でいて,よくないことと知りつつも問題を解決しようとしないことが「わるい」ということなのでしょう。

 さて,最初の質問の答えです。
人権とは「すべての人が 生まれた時から持っている 人間として大切にされる権利」です。ということは,皆さんは手を挙げておられるはずです。