校長室から
- 公開日
- 2010/11/30
- 更新日
- 2010/11/30
校長室から
「輝く」ものから受けるパワー
〜輝く笑顔でミュージカル「ディズニーメドレー 松陽PTAコーラス〜
フロアから「ハイホー」と響く声 すると 舞台からも「ハイホー」と響く声
「ハイホー ハイホー 声をそろえ みんなで楽しく いざ ハイホー ハイホー… … 」
ディズニーの「白雪姫と7人の小人たち」の中の名曲「ハイホー,ハイホー」を歌いながら,ディズニーのキャラクターに扮した可愛い松陽PTAコーラスのみなさんが舞台に登場。そこは松陽ディズニーワールド一色。観客を巻き込み異次元の夢の空間に。
11月27日(土)西京文化会館ウエスティは,PTAコーラス交歓会の舞台となりました。それぞれの学校のPTAの方々が,日頃の練習の成果を発表。各学校PTA独自のこだわりがうかがえるものばかり。本番に向けて,何度も何度も練習を積み上げてこられた姿が,想像できます。
歌とはすばらしいものだと,この頃特に感じるようになりました。
歌には歌詞があります。つまり言葉です。伝えたいメッセージを,限られた字数での中から,一番適切で豊かな言葉を選び,情景や心情をイメージできるメロディーにのせて相手に発信します。
話を,松陽小PTAのみなさんに戻しましょう。
きっと,指導者の先生がたとメンバーの方が協力し
5分間という「限られた時間」の中で,
メッセージが伝えられるふさわしい「ストーリの展開」を作り,
毎回「明確な目標」を設定し練習を続け,
出演者一人ひとりの「良さを引き出し」ながら,
その成長する姿を「お互いに評価」し,
本番で多くの人の前で「自信を持って発表」し,
やり遂げたという「達成感」を味わうことができたのだと思います。
結果として,メンバー一人ひとりが輝いていたのも当然ではないでしょうか。
内面から輝く人の 清らかさ 美しさ 強さ を感じました。
「校長」と「わたがし」 〜伝統の「技」を継承する〜
「11月に行われる秋祭りは,松陽小学校のPTA主催の一番大きな行事です。その時は校長がわたがしを作るんですよ。」
吉川前校長先生と引継ぎの中で交わされた話でした。
色々なおはなしの中で「松陽秋祭り」という言葉は,私の心の中にしっかりと入りました。それ以降も,多くの方から「松陽秋祭り」の話を聞く機会があり,学校・PTA・地域の方々が一体となり企画運営する大イベントであることを感じました。
11月13日(土)平成22年度の松陽秋祭りは開催されました。朝早くから,PTA・地域の方々が準備に来校。10時の開催に向け,9時から吉川前校長とわたがし機を設置し準備開始。2台のわたがし機を使い,師匠の吉川先生から作り方の指導を伝授。ざらめを真ん中の筒の穴に入れると,しばらくして細い糸状の砂糖が宙を舞い始めます。それを巧みな箸さばきで棒に絡ませ,しだいにわたがしは,大きくふんわりといわゆる「わたがし」の形になりました。
次は私の番です。スイッチをオン。機械はしだいにあたたまり準備完了。ざらめの入ったボールに筒を差しこみ,8分目まですくいます。時計の針と反対回りに熱風が流れている機械の真ん中の穴に入れます。しばらくすると,細い細い糸が宙に浮かび舞い始めます。それをめがけて,棒を差し込み,細い糸を絡ませて大きく太らせていきます。しかし,イメージどおりの形にはなりません。
結局,わたがし試作品第一号は,雪ダルマのような商品価値のないものに。試作品第2号は,フランクフルトに。
悩む私に,「少し絡ませた後は,棒を固定して流れてくる砂糖の糸を待ち構えてつかまえながら糸を巻くようにするんです。」と吉川先生から温かな助言。「自分から追うのではなく,相手(砂糖の糸)が来るのを待つ。つりの極意のようですね。」と答えました。
「わたがし」の形が,松陽小の校長としての評価の一部であることを知る一日でした。
吉川先生のような綿菓子をめざして,修行して来年の松陽秋祭りで再挑戦です。