校長の窓21(授業参観・懇談会)
- 公開日
- 2023/09/18
- 更新日
- 2023/09/18
校長室から
14日(木)・15日(金)2日間にわたって、2学期最初の授業参観・懇談会を行いました。残暑厳しい日となりましたが、多数来校いただき、ありがとうございました。今回は、人権にかかわる視点に焦点をあて、授業を見ていただいたり、懇談会でそれぞれの思いや考え、お子様の様子などを交流させていただいたりしました。
人権にかかわる内容となると、どこかかしこまってしまったり、どこか構えてしまったりしてしまうところがあるかと思います。子どももどこか正論を述べなければならないと構えてしまうところがあるかもしれません。本校では、道徳を授業研究の一つとして設定し、自分の思いや考えを相手にわかるように伝えることや、仲間の思いや考えをしっかりと受け止め自分の考えと重ね合わせて、新たな思いを構築したり、よりよい考えや取り組みを話し合ったりして、主体的によりよい社会を創ることができる子どもをめざして取り組みを進めています。
人権意識って難しいもので、この社会は差別のある社会です。また、様々な人権問題があります。その中で私たちは生きています。そのため、しらずしらずのうちに、その差別社会に人格を汚染されているかもしれません。当たり前、と考えていることが、実は当たり前でなかったり、正しいと思っている認識が、実は偏りがあったりしてしまいます。
社会の認識が変わってきているのがその証ではないでしょうか。社会がグローバル化する中で、新たな視点からの認識よる見直しが行われるようになります。だから、私たちは時には、人権の視点で自分の思いや考えを問い直しておくことが大切なのだと思っています。我々教職員も同じです。同じ人として差別の社会の中で影響を受けている可能性があるととらえ、常に問い直す機会を設定しています。また、子どもたちと人権について学び合うことで、子どもの言葉にハッとさせられることも出てきます。
わずかな機会ではありますが、保護者の方と共に、教師、保護者の関係ではなく、子どもを育む大人として、互いの思いや考えを出し合い、学び合える時間が大切だと思って、毎年この機会を設定しています。
今回、懇談会の中で、子どもを真ん中に据えながら、互いの思いを交流すことでき、とてもよかった、私にとって貴重な時間でした、という言葉を教職員から聞いたりしました。たぶん、参加いただいた保護者の中には同じような思いを持っていただいた方もおられたのではないでしょうか。また、来年度にはなりますが、ぜひ、教職員も含めたみなさんで学び合える時間、自分を問い直す時間にしていきたいと思いますので、この懇談会にも誘い合ってご参加いただければ嬉しいところです。
今回も、PTAの役員の皆様にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
校長 岡本雅文