学校日記

6年生 『あふれ出る好奇心を止めるな…編』

公開日
2020/04/21
更新日
2020/04/21

6年生

I先生:なんでコンブは海の中で,「だし」が出てしまわないのかな?
K先生:おもしろい質問だね。どっちだと思う?
I先生:・・・う〜ん,いや,出てないと思うよ。
K先生:その通り。基本的には海に生えているコンブからは,「だし」はほとんど出てないです。もしかしたら,ちょっとだけ出ているかもしれないけど,乾燥したコンブに比べると全然少ないです。なぜかというと,コンブが生きているからなのね。だって,わたしたちがお風呂に入っているときも基本的には,「だし」は出ないよね。
I先生:はい!(いや…銭湯とか出てるかもしれんなー。)
K先生:ちなみに「だし」っていうのは,うまみ成分と呼ばれているよ。コンブのうまみ成分の正体は「グルタミン酸」という名前です。グルタミン酸というと難しいよね。アミノ酸は聞いたことある?
I先生:あります。家庭科で習いました。あと,スポーツドリンクの成分とかで。
K先生:そのアミノ酸の仲間です。タンパク質も家庭科で習ったと思うんだけど,そのタンパク質をつくっているのがアミノ酸なんです。コンブが生きていく上で,すごく大切なものなのね。だから,生きている間は,アミノ酸が勝手に外に出て行かないようなしくみになっています。
 ただ,コンブが死んでしまうと,その仕組みがなくなっちゃいます。さらに死んでしまったコンブを干すと,コンブの表面もこわれてしまうので,アミノ酸,つまりうまみ成分がどんどん出るようになるんだね。
I先生:なるほど。かつおやいりこなども同じなんだね。
・・・・・・

 このように,I先生の素朴な疑問「?」は,5年生の家庭科で学習した内容とつながって解決されていったのでした。日々の学習は,どこかでつながっていきます。

好奇心を止めるな。学びを止めるな。6年生。

家にいる時間が長い今,家庭科で習った「だしを使ったみそ汁」を作ってみては?
⇒「新しい家庭5・6 P32,33食べて元気!ご飯とみそ汁」