3月2日 月が星を隠します
- 公開日
- 2026/02/26
- 更新日
- 2026/02/26
西院トピックス
1月7日に月がしし座の1等星レグルスを隠しましたが、今月も2回目が有ります。詳細は下図(国立天文台よりの提供)の通りです。
満月前日ですので、フィルターなしでの双眼鏡や望遠鏡の利用は、光が強すぎますのでお気を付けください。
しし座の1等星レグルスはこの時間東南東方向40~50度の高さに見えるのではないでしょうか。なお、それぞれの時刻については上京区の旧待賢小学校(標高42m)の地下海抜0mを基準に国立天文台暦計算室のデータを利用しています。予報ですのでぴったりこの時刻という訳ではありませんのでご了承ください。
ここで、レグルス(Regulus)について少々お話をします。春の星座「しし座」を形作る星々の中で最も明るいアルファ星(1等星 1.4等級)の固有名です。ラテン語で「(小さな)王」を意味し、百獣の王ライオンの心臓の位置に輝くことから、別名「コル・レオニス(獅子の心臓)」とも呼ばれています。
しし座については、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが12の冒険の最初の難業として退治した「ネメアの森のライオン」が由来です。どんな武器も通さない不死身のライオンに対し、ヘラクレスが素手で倒した闘いが描かれています。ライオンの頭から胸のあたりの星の並びは「クエスチョンマーク(?)」を左右反転させた形で、「ししの大鎌」とも「なては(はてなの左右逆)マーク」とも呼んでいます。
なお、しし座の星の並びや星座絵はWebページ等でお調べください。