今日の献立 10月16日
- 公開日
- 2013/10/19
- 更新日
- 2013/10/19
給食室より
今日の献立は,味つけコッペパン,牛乳,きのこのクリームシチュー,ひじきのソテー です。
今日は「きのこ」についてです。漢字で書くと「茸」です。この意味は,柔らかな草が生い茂る様子です。えっ!草のこと?と思われるでしょう。日本に入ってきてからこの漢字を「きのこ」に当てはめたようです。想像するに,木に草のような柔らかな形状のものがたくさん生えていたことからこの漢字が当てられたのではないでしょうかね。語源としての漢字は,「木の子」や「木野子」で表されていますので,見た目通りの呼び方になっています。
きのこは,カビと同じ仲間で,植物でもなければ動物でもない菌類(生物を分解して土に返す役割を持つもの)です。カビとの違いは,目に見える子実体(皆さんがきのこと呼んで食べている部分のことです)があるか子実体がないかという曖昧なものです。
きのこは,世界中に数千から数万種あるといわれており,そのうち千から二千種が食用になるといわれています。その中で,栽培が成功しているのはわずか十数種類程度なのです。よくご存じのところでは,シイタケ,エノキタケ,シメジ(ヒラタケやブナシメジのこと),マイタケ,ナメコ,マッシュルームでしょうか。最近,エリンギやハタケシメジ,ヤマブシタケも出回っていますね。
ここできのこについての要注意を数点。
まず,キノコは似ているが対極というものがあります。きっと○○だろうは大変危険であり,中には,死に至る猛毒を有するものもあります。
次に,エノキタケ(赤血球の破壊)やシイタケ(シイタケ皮膚炎)はよく知られていますが,生や半生で食べると中毒を起こすものがあります。
さらに,「縦に割けるキノコは食べられる」「色が派手なのは毒キノコで地味な色で匂いの良いキノコは食べられる」「虫などが食べているキノコは人間も食べられる」「銀のスプーンが変色しなければ食べられる」といった見分け方がまことしやかに伝えられていますが,何の根拠もありません。とても危険です。
最後に,同じきのこでも生育環境の違いによって有毒となることがあったり,古いくなると毒物や毒素が生じたりすることがあります。
みなさん,正しい知識を持っておいしくきのこを食しましょうね。