今日の献立 10月15日
- 公開日
- 2013/10/19
- 更新日
- 2013/10/19
給食室より
今日の献立は,麦ごはん,牛乳,とうふの四川風,ほうれん草ともやしのいためナムル です。
今日は,四川風から四川料理の特徴は何だろうと調べてみました。
以前お話ししました「麻婆豆腐」は四川を代表する料理の一つですから,「麻・辣(マー・ラー)」が関わりあるだろうと,想像いただいているかと思います。その通りで,復習しますと,花椒の舌が痺れるような辛さの「麻」,唐辛子の痛い辛さの「辣」を多用する料理が四川料理となります。ここで気を付けておかなければならないのが,「麻」です。山椒よりももっと強烈な痺れですから日本人に合わないことを以前言いました。日本風四川料理は,この「麻」が抑えられているということを頭に置いておくことが大事です。もう一つの特徴は,海産物をあまり使わないことです。
海産物をあまり使わないというのは内陸であるという地理的な特徴から納得いくでしょう。最近は冷凍技術の発達で,海産物を使う料理が広まっているようですが…。
では,なぜこのような「麻・辣」を多用するのでしょう。四川という地形的特徴にかかわっています。内陸の盆地であり,雨が多く一日中雲や霧におおわれて太陽を見ないことも多々あります。そのような中で暮らすのですから,汗をかくことが少なく不健康になりがちです。また,じめじめしていますので,気持ちがもやもやとしてすっきりとしません。この解消に,「麻・辣」が不可欠となっていくわけです。
さてここで,不可欠となっていくと言いました。ずっと代々この地に住んでいれば,それにある程度慣れているのでは,と疑問を生じるでしょう。確かにそうです。実は,その昔はさほど辛くなかったのです。清朝の時代にこの四川に移り住んできた方々が多くいたということが手伝っているのです。慣れない地で健康的に暮らすために。