今日の献立 9月30日
- 公開日
- 2013/10/01
- 更新日
- 2013/10/01
給食室より
今日の献立は,ごはん,牛乳,さんまのしょうが煮,だいこん葉のごまいため,みそ汁 です。
今日のお話は,秋刀魚です。秋と言えば,サンマと言われるくらい秋の味覚の代表となる魚です。親潮に乗って三陸沖を南下していくので,この季節が旬となる魚です。南へ下がれば下がるほど脂が乗っておいしくなります。
ところで,「サンマ」=「秋刀魚」と書きますよね。しかし,歴史的にはこの漢字は新しく大正時代に入ってからだそうです。銀色に光る細長い形から刀を連想し,秋が旬の刀のような魚ということでこの漢字が当てられています。何でも,お隣中国でもこの漢字を当てているとか。
ではそれ以前は?と調べると「サイラ(佐伊羅魚)」「サマナ(狭真魚〉」「サワンマ(沢魚)」などと読み書きされていたそうです。さらに調べていくと「鰶」(文字化けしている方用に,魚+祭)や「鱵」(文字化けしている方用に,魚+箴)という漢字が当てられていたそうです。ただ,「鰶」=コノシロを「鱵」=サヨリを意味する文字として辞典に登場します。
つまり,江戸時代中期までは,まだ,サンマという呼び方が定着していないということになります。その当時は灯火用の油を取るための下魚とみられ,食用として広まっていなかったようです。
ひどい話では,サヨリとして偽って売っていたという記録も残されているようです。「オキサヨリ」「アオサヨリ」と呼ばれたりするのもそのことと関係あるのでしょう。
面白いところでは,明治時代に夏目漱石の『吾輩は猫である』の一節に「三馬(サンマ)」として登場しますし,大正時代に佐藤春夫の詩『秋刀魚の歌』として登場します。どうやら,この作品の秋刀魚が広く使われるようになった一因のようですね。
ここからは健康の受け売りです。サンマには,血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が含まれていますので,脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされているそうです。また,ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれていますので,体内の悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用,脳細胞を活発化させて頭の回転をよくする効果もあるとされているそうですよ。