平成20年7月・学校だよりから
- 公開日
- 2009/06/01
- 更新日
- 2009/06/01
校長室からのお便り
今日は,暑いし絶対プールがあるぞ!などと口々に登校の階段を上ってきます。どの子どももやる気に満ちたよい笑顔です。下校では,みんなが校舎横の運動場に集まって,今日の無事とがんばりを確認しあいます。汗びっしょりになり,髪の毛からしたたり落ちる汗と,おふろ上がりのように真っ赤になった元気な顔を見ると全教職員もなんだかほっとします。「明日も元気に来て下さい。」という子どもの声に,子どもも教職員も思わず「はい!」と,大きな声で言ってしまいます。さようならの号令のあと,子ども達は地区ごとに帰って行きます。
さて,少し前になりますが,4年生と一緒に「花脊山に家」に行ってきました。京北3校合同の宿泊行事です。初めての宿泊,親元から離れての宿泊,自分たちで力を合わせていろんなことをしなければなりません。決められた約束や自分の仕事の分担もこなさなければなりません。三小の子ども達は,本当に楽しそうにてきぱきと,役割をこなしていました。一日目,お風呂に入って少し時間がありました。泊まる宿泊棟で私も床に足を投げ出して,くつろいでいると,「先生,肩もんであげようか」と,男の子。「へエー肩もめるの?」,「うん,いつもお母さんやら,お父さんの肩もんでるの!」と,うれしげに言っています。「あーじょうずやねー,なかなかこんなにうまくは,もめへんで」,「うん,いつもやってるもん,じょうずやとほめてくれはる。」「それで,もんであげたらお父さんやお母さんは,どう言わはるの?」,「お父さんは力わいてきた」,「お母さんは,ありがとう,明日も会社がんばるわ」と言はる。私の肩にも力がぎゅっぎゅっと,入ってきます。もう一人の女の子も「先生私も,もんであげる。」と,肩もみを始めました。「ァ,そこ上手やけど誰にもんであげてるの?」「私,おばあちゃん,」「気持ちいいって,いってくれはる。おまえの指がちょうど,おばあちゃんの気持ちいいつぼに入るのや。」て,言わはる。
私は,子ども達の指がもったいなくて,「ありがとう」と,そこそこにして思いました。子どもはやはり親にとって,家族にとって宝物なのだと。子どもも同じように思っている。学校でも子ども達は宝物です。この今しか育てられない宝物をどう育てていくか,どんなことを残していけばよいのか,みんなで一緒に考えていかねばなりません。私たち教職員は,よい仕事を与えられたと感謝しています。
校長 松下茂