学校日記

ひろい心で・・・

公開日
2013/07/01
更新日
2013/07/01

校長室から

 紫陽花が雨に打たれ,梅雨の盛りを感じさせます。今年は,雨が少ないと思っていましたが,例年どおりの雨量になるようです。
 さて,新学期が始まって約3ヶ月。それぞれの学級では担任と子ども達の学習の営みが行われています。今年度もひかり学級を除いて,担任はオールシャッフルで,持ちあがりや過去に経験した学年(二度目の担任となる学年)はありません。子ども達にとっても,担任にとっても新たな出会いからの時間が経った訳です。この中で,毎日いろいろなドラマが生まれ,子ども達と担任との関係が密になっていくのです。しかし,それは美しい話だけではありません。時として,楽しくない時間があったり,いやな出来事が起こったりするのです。
 一見穏やかな毎日を過ごしているようでも,子ども達の満足度や学習への意気込みは違います。そして,その結果として,学級の雰囲気や,担任と子ども達,子ども同士の関係にかげりが見られることもあります。
 二人の先生にとって,どうして解決すればよいかという思案に暮れます。すぐに解決できないのです。どうしたらよいのでしょうか。そして,その一つの方法として「話し合い」が行われます。 
 「自分達は子どものことで悩んできた。今後もしっかり見ていかないといけない。」「先生が時間をさいて一緒に休み時間に遊んでくださると聞いた。先生には先生の仕事がある。」
 「あかんで,と注意するのではなく,一緒にしようという声かけをしようと思った。」「先生と子どもが向き合って,がんばってほしい。」などの発言には,非難したり,批判したりするものは一つもありません。時間は少しかかろうとも,子どもと学校を信じているというおもいが伝わります。
 私は,このような場を設定し,「二人の先生」で子ども達をよりよい方向に導きたいというおもいを痛感しました。そして,学校に対する期待と励ましを感じました。加えて,保護者のひろいこころに打たれました。
 「学校が楽しくない。」「勉強がわからない。」「友だちとうまく関われない。」「子どもが不利益を受けた。」,などの声があがることは,学校として申し訳ないことです。しかし,それを学校だけのせいにせず,「二人の先生」でお互いが知恵を出し合い解決しようとしていただくことに心より,感謝します。本当に有難いことです。
 学校は,保護者の方の温かいおもいに応えるために,もう一度子どもたちと向かい合っていきたいと思います。