頭ではわかっているのですが・・・
- 公開日
- 2013/02/01
- 更新日
- 2013/02/01
校長室から
冬本番,一年中で寒さが一番厳しい時期となって参りました。皆様いかがお過ごしですか。インフルエンザの流行も耳にします。くれぐれも健康にご留意ください。
さて,私は,常に「二人の先生」の信頼と理解・協力がないと子どものよりよい教育はできにくいことをお話してきました。「二人の先生」つまり担任と保護者が,子どもたちの学びと育ちに責任を持つのです。担任も保護者も子どもたちが賢くなってほしい,思いやりのある優しい子になってほしい,など,目指すものは同じです。しかし,残念ながら共通理解できないときがあるようです。ちょっとしたいきちがいがあったのかも知れません。その解決は・・・。やっぱり話し合うことしかありません。顔と顔を交えて,子どもにとってどうすることがよりよいかを話し合うのです。残念ながら,大人の方が,子どもより先入観や思い込みが強いことがあります。前はこうだった,こっちの方がよかった,そういう感覚でものを言ってしまうとことがあります。しかし,それでは進歩はありません。まず,今をどうするか,これからこうしてみようか,と話し合うことを願います。
学校は,子どもたちにとって安心・安全な場所でなければなりません。子どもたちがほっとできる場づくりを担任はしなければなりません。そして,学力をつけなければなりません。また,家庭も子どもたちにとって安心・安全な場所でなければなりません。そして,学力をつける土台づくり(早寝・早起き・朝ごはんなど),これをするのは保護者の仕事です。
「二人の先生」は,子どものためにそれぞれの分担の責任を担わないといけないのです。
先日,とても気になる投書を目にしました。「二人の先生」へ,参考になればという気持ちで紹介します。
一日に数本しかバスの来ないところでバスを待つ親子がいた。しばらく来なかったバスがようやく停留所に着いた時,小さな子どもが,
「お父さん,おしっこ」と言った。父親はどうするかと見ていると,子どもに
「お父さんごめんネ,バスに乗る前におしっこしておきなさいと言うのを忘れていた」と言って,近くの道端に手を引いて行った。もちろん,その親子はまたしばらく来ないバスを待つことになってしまったのだが・・・。
忙しさに追われる毎日,その親子のやりとりを見ていて,ほのぼのとした光景に出会い,得難い一日であった。
「子どものせいにしない」二人の先生でありたいです。