夏に鍛える
- 公開日
- 2012/08/06
- 更新日
- 2012/08/06
校長室から
暑中お見舞い申し上げます。
厳しい暑さが続いていますが,皆様いかがお過ごしですか。平素は,学校教育進展に,ご理解・ご支援を賜り誠にありがとうございます。
さて,子どもたちは7月下旬より夏休みを迎え,普段の学校生活とはちがった時間を過ごしています。ご家庭や・地域での生活・活動が中心となり,いかに自分を律して毎日を過ごすかが,大切になります。
そのような中で,6年生は「サイクリングキャンプ」「全市水泳記録会」,5・6年生対象の「京都市内めぐり」,4年生は「みさきの家 野外活動」を経験しました。「サイクリングキャンプ」「みさきの家 野外活動」については,全員参加することができました。また,希望者を対象とする「京都市内めぐり」については,ほとんどの5・6年生が,「全市水泳記録会」においても6年生の半数以上が参加しました。
それぞれの夏休み中の行事の参加につきましては,保護者の皆様のご理解・ご協力なしには実施することはできません。活動における物品の準備,学校までの子たちの送迎等,いろいろご支援・ご協力いただきましたことに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
これらの活動の中で,特に4年生の「みさきの家 野外活動」を取り上げて,子どもたちの様子をお伝えしたいと思います。
今年は,昨年の「みさきの家」野外活動の反省を生かし,三校の子どもたちがのびのび活動することを一番に考え,内容等を見直しました。まず,事前に児童の打ち合わせ会を行いました。7月20日に,みさきの家に参加する4年生全員が京北第一小に集合し,班の顔合わせ,役割分担などを決めました。この日から,みさきの家の活動が始まるという意識付けをしました。この結果,自分たちが考えて行動すること,班長を中心にいろいろな活動を進めるなどの意識が育ちました。近鉄の中での班行動も,とてもスムーズに進行しました。
みさきの家に着いてからの活動も,それぞれの学校の枠にこだわらない,京北連合小学校は一つという場面がいろいろなところで見られました。このことは事前の打ち合わせが有効だったことの証です。それに加えて,子どもたちはとても素直に指導者の指示や注意を聞き行動しました,また,班長を中心とした班活動も充実していました。集団から外れて,勝手な行動をしたり,周りに迷惑をかけたりすることもほとんど無かったです。
海辺の生き物を真剣に探した磯観察, 天をこがす火に,みんながまとまったキャンプファイヤーなど,それぞれの活動はとても充実していました。
その中で,気になったことがあります。これは,4年生だけではなく,子どもたちの課題として考えたいです。
その一つ,今年度は他校とみさきの家の利用が重なりました。(昨年は京北三小学校の単独利用でした)そのため,学校紹介・活動の調整・他校児童・先生への関わりなどが生じました。そのことから,他校の4年生に「物おじ」する様子が見られました。人の数に圧倒されてしまいました。「あいさつをしよう」というみさきの家の約束がありますが,他校の友だちや先生にはほとんどできなかったようです。
次に,気づいたことは,「子どもたちにとって,みさきの家の生活が普段とずいぶんからかけ離れていて,ぐちや文句が出てしまった」ということです。「もっと冷たいお茶はないのですか。」「エアコンや扇風機はありませんか。」「お弁当の味が・・・。」などの声が聞こえてきました。きっと,それぞれのご家庭で何不自由なく過ごしているのでしょう。でも,キャンプや野外活動とは,そのようなものです。
これらの子どもの姿や言動をダメだとか,よくないというために,ここに書いたのではありません。この実態をこれからどのように改善するかが,二人の先生の課題となります。素直で,やさしい京北の子どもたちにたくましさや多少の困難に打ち勝つ力をつけるのも二人の先生の仕事です。
「ちょっと頑張ったらできる」「自分の置かれている環境で最高の力を発揮する」ということを少しでも多く経験させたいです。どうかご理解・ご協力をお願いします。
校 長 藤田 弘明