ほほえみ学習交流会 1月15日
- 公開日
- 2016/01/15
- 更新日
- 2016/01/15
高雄校の今
一段と冷えた講堂に全校児童を集めて「ほほえみ学習交流会」をしました。地域に住んでおられ,高雄小学校卒業生の新谷さんは,30才の頃に目が全く見えなくなりました。そして,それからは指で点字の読み書きができるように勉強をし直し,一人で生活できる訓練をしてきました。
そんな新谷さんはいつも明るく強く生活しておられます。新谷さんは子供たちに日常のことを伝えてくれました。
天気が晴れかくもりか雨かどのように判断するのか。
今,何時かどうしてわかるか。
今日が何月何日何曜日であることをどのように確かめるか。
町を歩くときに注意していること。
信号をわたるとき,ぽっぽーは東西,ぴよぴよは南北の信号だけど,音も風に吹かされてわたるときに方向を間違えるときがあること。
包丁を使って野菜を切るし,魚を焼くこともすることを聞きました。
耳と肌感覚は,第二の目といってよいぐらい大切な感覚です。
目で見てわからない分,言葉のコミュニケーションが大切であることも知りました。
そして,子どもたちの中から,町を歩いている時,バスに乗っている時に,新谷さんと出会ったら,声をかけて「お手伝いすることはありませんか」と,聞いてほしいというお話も聞きました。
「みんな実験で一度,5秒間だけ,目をつむってください」
みんなは,手で自分の目を覆い,横を向いたり上を向いたりして過ごしました。
5秒後,
「はい,5秒が過ぎました。ありがとう。どうだった?その真っ暗な経験を私は40年近く続けています」と,にこやかにお話する新谷さんの強さに子どもたちも大人も改めて敬意を表しました。