学校日記

見えないものでもあるんだよ 12月22日

公開日
2015/12/22
更新日
2015/12/22

校長室から

金子みすずの詩を子どもたちに紹介しました。そして,「金子さんのように不思議ということを感じますか?」と聞いたら,7人ほどの子が「感じます」と応えました。「見えないものって何でしょう?」と聞くと,低学年の子が「空気」「ほこり」…と,次々と応えていき最後に「こころ」と言った子がいました。
それで,運動場から拾ってきたドングリをみんなに見せました。ドングリは,先の方から根が出ていました。
「みんなが知らない間にドングリは根を出していました。このドングリの中を割ったら何が出てくるかというと,白い実が出てきます。このドングリはこのまま植えると,どんどん生長してドングリの木になりますが,さて,ここでみんなに聞きたいと思います。このドングリの中にまだ見えないドングリの木はあるでしょうか?」
質問が難しいと思った子もたくさんいたと思いますが,「ドングリの中にはドングリの木はないと思う人?」と言ったら,およそ70人ぐらいの子が手を挙げました。
ところが,「ドングリの中にドングリの木があると思う人?」と,言ったら,今度は3人の子が手を挙げました。そして,その中の一人の子が「だって,ドングリの中にドングリの木がなかったら大きくなってドングリの木にならないもん」と,言いました。

 答えはドングリの中にすでにドングリの木があります。だから,ドングリの木になっていきます。それと同じように,子どもたちも一人一人にそれぞれの無限の可能性がすでにあって,努力していくにしたがって自分を発揮していくことになるというお話をしました。
 
 中間休みに運動場へ出たら,一人の子が,「見えぬものでもあるんだよ」と,口ずさみながら走っていきました。
 そして,1年生2年生の子がドングリの落ちているところへ行って根の付いているドングリを拾っていました。