学校日記

学習で間違うということ 12月18日

公開日
2015/12/18
更新日
2015/12/18

校長室から

 4年生の教室に,「教室は間違うところだ」という絵本が置いてあります。しかも,特別に一冊だけ窓際のロッカーの上にわざわざ立てかけてあります。学年が始まって担任の先生と子どもたちとの出会いのときに先生がはじめに読んでいた本です。
 この絵本のタイトルを見たとき,その通りだと思いました。
 教室での学習では,ともすれば友だちの反応に過敏になることがあります。友だちの目や声がとても気になるのです。みんなの前で答えを間違えることを恥ずかしいと思ったり,「そんなことがわからんの?」と,心無い友だちの言葉を恐れたりします。
 ともだちの「そんなことがわからんの?」という言葉はよくないですね。
 でも,間違うことは本当に格好悪いことかな?間違わない人間がいるでしょうか。間違いを恐れていたら一歩も前に進むことができないのは,自転車やスキーで転ぶのが格好わるいと思って練習しないのと同じで,そんなことしていたら絶対に自転車もスキーも上達しないでしょう。

「どうせ間違うかもしれないから」「一生懸命して間違えたら自尊心が傷つく」と思って,間違えたときの言い訳に全力を出さなかったら向上しません。真剣に,一生懸命しての間違いが大切です。本気になって一生懸命したのに間違えたときは,それは,非常に価値ある間違いだと思います。また,エジソンを引き合いに出しますが,彼が実験に向かうときはいつも真剣勝負でした。そして,何十回も何百回も失敗したのに,恥ずかしいとも格好悪いとも思わなかったから,世界の人々から偉大な発明王と言われるほどの値打ちを出したのだと思います。

 教室は間違えるところ,
 真剣に向かって間違えたらいい
 また立ちあがって勇敢に進んでいきましょう