学校日記

知と徳と体を養うために 昼会で

公開日
2015/11/11
更新日
2015/11/11

校長室から

 以前にも話をしたことがありますが,数学の学習をやり直している話を子どもたちにしました。 
 30代のときにも挑戦しましたが,そのときには高等数学から始めようとして途中で挫折しました。「やっぱり数学は自分に向いていない」と言い訳してかえって劣等感を強くし,参考書も本棚にしまいこんでしまいました。
 ところが,学校で子どもたちが一生懸命,学習問題に取り組んでいる姿を見ていて,「もっとできる段階まで戻っていくとそこが自分の基礎となるところなのだからそこからやり直したらよい」と気がつきました。
「学習は恰好つけたらあかん。」と,中学校1年生の参考書からやり直し始めました。すると,中学校時代に,見落としてきたところ,し残してきたところ,学習に対して不真面目だった自分の姿までも思い出されました。
 
 集会で,子どもたちに「数学に苦手意識をもっていた私が,苦手意識をなくするためにはどうすればよかったと思いますか」と聴きました。すると2年生の子から「できるまであきらめずに努力すればよかったんだと思います」と答えが返ってきました。素晴らしいです。ちゃんとわかっています。あきらめなかったら無限の力が湧いてきます。
 大人になっても遅いことはないけれど,できれば小学校のときにできるだけ達成感を味わってほしいというのはそういう苦手意識をもたないで自信をもって将来にむかってほしいからです。
 人は知・徳・体で活動しています。無限の力を発揮するには,知・徳・体の成長とバランスが大切です。体力に偏り過ぎても,知力に偏り過ぎてもだめです。そして,人間の心を鍛え養う徳の力が大切です。
 とくに義務教育では好き嫌いを勝手に決めつけないで何でも咀嚼するように取り組んでいくと,きっと無限力がでてきます。
 この日の集会では子どもたちに教わりながら,話をしました。