ウサギとカメの友情 10月14日
- 公開日
- 2015/10/14
- 更新日
- 2015/10/14
校長室から
昨日,子どもたちに話して聞かせた「その後のウサギとカメ」の話を繰り返し思い出していたら,まだ話したらないし話のバランスがよくないことに気が付きました。
そこで,ついにカメに勝ったウサギと,2回目に負けてしまったカメの話の続きをしたいと思います。
ウサギは,カメに勝って,有頂天には喜べませんでした。「陸上ではぼくは,いつもキツネやワシから逃げられるように強い足をもっている。カメさんはそんなことがないから,速く走る足は必要ないのに,ぼくと競走して,一生懸命走った。ぼくは,自分の足の自慢ばかりしていてカメさんに負けてしまった。カメさんはなんて前向きな努力家だ」と思ってカメさんを見ました。
そして,カメさんはカメさんで「やっぱりウサギさんは走ることについてはすごいや。でも,走ることが苦手なわたしと競走して,一生懸命走った。わたしは,ウサギさんのおかげでこれだけ速く走れるようになった。わたしにも自信がでてきた」と思って,ウサギさんの方を見ました。
それから二匹は,互いに友情が芽生え,お互いのよさを認め合う仲になりました。
人はだれも個性をもち,良さをもち,得意とするものを内に持っています。何事にも一生懸命取り組むとき,それぞれの力が伸び,一人一人の良さが出てきます。友だちの良さに気が付いたとき,友だちが輝いて見えます。それは,自分の中の良さが友だちの良さに共感しているので,輝いている友だちを見ている自分も実は輝いているのです。
みんなにも努力すればするほど良さと力が出てきます。そして,努力している友だちの姿は輝いて見えるはずです。そうした友だち同士に友情が生まれます。
10月の道徳は「友情」について考える月間です。友達のこと自分のことをあらためて振り返ってみましょう。