学校日記

二人のノーベル賞  10月7日

公開日
2015/10/07
更新日
2015/10/07

校長室から

 今年も世界70億人の中からいくつかの分野で表彰されるノーベル賞受賞者に日本の大村智栄誉教授と,梶田隆章教授が選ばれました。

 大村教授はノーベル医学生理賞。アフリカで寄生虫による熱帯感染症を救う特効薬を大村教授がゴルフをしているすぐ近くの土から採取した細菌から開発し,成功をおさめたことに対する授与です。
 6年生の子たちがさっそく自主学習ノートにその感想を載せてきました。
「寄生虫などが体に入ってしまって死に至るのをゴルフ場で見つけた細菌が効果があるというのはビックリしたけれど,それで人の命が救えるんだなと思いました。」
「何とか人のためにできることがないかと考えてこんなすごい物をつくるなんてすごいなと思いました。アフリカなどで流行していたところで治るようになるものを開発するなんてとてもすごいと思いました。ノーベル賞受賞すばらしい事だなと思いました。これからもがんばってほしいです。」

 梶田教授は,基礎物理学の研究として素粒子の一つニュートリノの重さを発見したことでノーベル物理学賞を受賞することになりました。ニュートリノといえば小柴博士ですが,その研究を受け継いで岐阜県神岡で研究を重ねてきました。
 これは,ひょっとすると,ガリレオやコペルニクスが地動説を発見したぐらいの発見になるかも知れません。素粒子というと,算数で素数というのがありましたが,もうそれ以上小さくならない物質の素ですね。それがあまりにも小さくて,地球の海も山も私たちの体も何百万という数のニュートリノが突き抜けていきます。今,現に私たちの身体を突き抜けているらしいです。
 ええっ!私たちの身体を突き抜ける物質があるの!?という話ですね。そんなことは実験で確かめることがとても難しいのでまず理論で実証したのを実験でもとらえようとして作られたのがカミオカンデでした。
 この理論が実証されることで,わたしたちの常識が変わるかもしれません。