学校日記

エジソンと徳川家康の算数 10月7日

公開日
2015/10/07
更新日
2015/10/07

校長室から

 算数の問題を解いていて答えを間違えるととてもくやしそうにする子どもたちです。見ると,ちょっとしたところでの計算のミスです。けれどもちょっとしたことでも間違ったら答えが合わないのが算数です。だから,算数の学習は筋道を立てて考えていく力,論理的思考力と注意力を高めてくれます。
 エジソンは科学がとても好きで発明王と言われ,白熱電灯を作り,映写機や蓄音機(音楽を聴く機械)を作ったのもエジソンです。ところが,エジソンは高等数学を学ばなかったので計算とかがあまり得意でなかったようです。そこでエジソンは,独学で電気のことや数学の知識をファラデーの本から学んだそうですが,計算の失敗や文章の書き方の間違いもよくあったようです。エジソンの人間性が想像できそうですね。
 また,徳川家康は,日本の戦国時代を乗り越えて,武士の頂点に立って江戸時代を作った人ですが,日頃,考える力をつけるために算術を学んでいたそうです。
 そんな徳川家康でも,考えがずれていき間違った答えにたどり着いたことが何度もあったでしょう。間違いなくすべて100点だったら,すでにその力はついているのだから,それ以上,力を伸ばすこともできなかったでしょう。学習は公正公平です。だから,エジソンも徳川家康も私たちと同じです。エジソンでも徳川家康でも,考えが間違えれば×となります。エジソンだから×でも○にするなんてことはありません。徳川家康は将軍だから許されるということはありませんでした。
 間違えるたびにやり直すことで学習の力はついていきます。間違えることが偉いとはいいませんが,学習で間違えることは決して恥ずかしいことではないんですね。やっぱり大切なのは努力ですね。