中秋の名月がなぜ美しい 9月28日
- 公開日
- 2015/09/28
- 更新日
- 2015/09/28
校長室から
昨日9月27日は,中秋の名月でした。昔々から中秋の名月はよく愛でられ歌に詠まれました。昨日はきれいな満月が空に浮かんでいました。
しかし,どうしてこの日の満月だけが名月と言われるかと思っていましたら,ちょうど昨日は月のまわりにうろこ雲がかかっていました。うろこ雲が何千メートルも高い空に浮かんでいるのを見て,私たちは大空の広がりを実感します。そんなうろこ雲が月の明かりに照り返し,月の周りがいっそう天高く見え,月の照り輝きが生えていました。
中秋の名月はうろこ雲と満月のコントラスト(対比)のバランスによる美しさではないかと思いました。バランスというのは対立とか力の拮抗というのではなく互いを大切にしようとする思いやりのバランスです。そんなバランスに私たちは心動かされ美しさを感じるのではないかと思います。
音楽や,絵画や,詩にはそんな温かい人の思いがつくったバランスがリズミカルに心に響くのだと思います。
私たちの生活にも一人一人を大切にした規律や秩序バランスが向上するにつれ,一人一人の生活がいっそう心地よくリズミカルになり,思いやり文化や倫理道徳がさらに息づいてくると思われます。
今晩も美しい月が見られるそうです。