ジョロウグモの巣作り 9月25日
- 公開日
- 2015/09/25
- 更新日
- 2015/09/25
校長室から
高雄小学校の校舎には,今,ジョロウグモがあちこちに巣をかけています。季節がめぐり,冬を越す前に子孫を残すための準備だと思います。
ジョロウグモがうまく糸を編んでいくのを見て,いつも不思議に思い, そして神秘を感じます。
以前は,ジョロウグモの形を見るだけでも嫌だったのですが,長い8つの足が,獲物を襲うためだけのものではなく,糸をつむぐためのものとか考えると,少しは親しみを持てるようになりました。
ジョロウグモの巣は空間に平面上の網を作らなければならないので,複数の支点から柱となる縦糸を中央に集めます。その支点が平面にならなければ横糸は平面の広がりを作ることができません。形がいびつになるのです。そのために一本の縦糸を2メートルも伸ばすときもあります。ジョロウグモはそれを人間のように計測器をつかわないのに,どのように計測しているのでしょう。あの3センチメートルぐらいの体長では脳の容積は本当に小さいのに,うまく足をつかって縦糸に合わせて一定の幅で横糸を編んでいきます。
ジョロウグモの脳はアンテナの役割をしていて,大自然にある摂理という知恵に導かれてクモの巣を作っているように思えて仕方ありません。
今日の1時間目,1年生の子どもたちは,一生懸命,自分で長さを比べる方法を考えて友達や先生と話し合っていました。1年生の子どもたちは明らかに一人一人が自分で考え,知恵を出していました。
人は知恵を自ら出すことができるから,いろんなことを考えだすことができるし,失敗もするけれど,いろんなものを作ることもできるのですね。