もうじき学校 8月17日
- 公開日
- 2015/08/17
- 更新日
- 2015/08/17
校長室から
「すべて国民は個人として尊重される」と,憲法にのべられています。私たちは主体者なので私たちが尊重し合う人間関係を作らなければなりません。学校の子ども同士も同じです。望ましい人間関係を作るには,一人一人,自己陶冶して自分を高めていかなければなりません。友だちと互いに認め合い尊び合う関係をつくらなければなりません。その接点は,行動と態度と言葉です。正しい行動と態度と言葉を学ぶために,道徳を学んでいます。教師も教えながら学んでいます。道徳には心の琴線にふれ人として感動する内容が盛り込まれています。
道徳は身近なところで起こります。学校で子どもたちの何気ない行動に感動することがあります。たとえば,掃除の時間でもないのに気がついてゴミを拾っている子を見かけたときです。また,教室に入る前に友だちの靴をそろえている子を見たときもそうです。教室で一心に学習に取り組んでいる姿を見たときも嬉しい気持ちになります。
自ら進んで,正しいこと,誰かが喜ぶこと,美しいこと,伸びていこうとしている子を見た時は,感動して尊重の気持ちが自然に出てきます。その「自ら進んで」というのが大切な要素だと思うのです。また,そのときに気持ちのこもった「ありがとう」や,その子の心にしみいる「うれしい」の声をかけられたら,きっとその子は気持ちが満たされ自分をもっと尊重し,自分の気持ちが満たされた子は友だちを大切にし,自然に尊重し合う人間関係を創っていくと思います。
人は誰でも認められたい気持ちをもっています。せっかくよいことをしたのに誰にも認められなかったらさびしくなります。さびしく感じることが一番よくありません。
おうちでは子どもたちのために仕事に,家事に忙しい毎日を送っておられるお父さんやお母さんです。そのお父さんやお母さんの一言が子どもたちには一番です。なぜなら子どもたちはお父さんやお母さんが自分のことを一番大事に思ってくれていると知っているからです。私たち学校の教員もお父さんやお母さんの心で子どもたちを大切に育てていきたいと思っています。
叱りつけてばかりいると,子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。
励ましてあげれば,子どもは,自信を持つようになる。
広い心で接すれば,キレる子にはならない。
誉めてあげれば,子どもは明るい子に育つ。
愛してあげれば,子どもは,人を愛することを学ぶ。
認めてあげれば,子どもは,自分が好きになる。
PHP文庫「子どもが育つ魔法の言葉」
ドロシー・ロー・ノルト著より引用
夏休みももう1週間余りになりました。夏休み明けもどうぞよろしくお願いします。