言葉で意欲と可能性を引き出す 7月29日
- 公開日
- 2015/07/29
- 更新日
- 2015/07/29
校長室から
今日も午前中は,学習会でした。学習会は7月31日まで続きます。
「まなびっこ」学習では,学習に来る子どもたちにはほめ言葉を心がけています。子どもたちは失敗に対して敏感ですから,間違えたときは,「これを乗り越えたら値打ちは2倍あるよ」と声を掛け,それができたら大きな花丸をつけ,「できたね」とまた声をかけてあげたくなります。
実際,大人でも難しい問題に挑戦してみて解けなかった時は,ほぼ子どもたちと同じ気分になると思います。そしてそれをあきらめずにいろいろな角度から考えて自分の力で解けたとき,おそらくその努力から得た達成は,失敗しないで獲得した喜びの2倍以上の値打ちに感じると思います。その喜びの気分を子どもたちに味わわせたいと思うのです。
プリントをしていて自分の力だけで考えることは,人にアドバイスしてもらいながら進めるよりも頭が何度も同じところを行ったり来たりするので疲れます。どうしようもなかったらアドバイスをもらったらいいのですよ。でも,最後まで自分の力で解こうとするとき,それは無駄な時間ではなく,考える力をきたえているのです。ですから見えないでも力がついているのですね。
ほめ言葉は何度言っても言い過ぎることはないなあと思いました。
一人の子がていねいな字で書いてきて,大変気持ちのよい字だったので,「ていねいに書いているね。見ていて気持ちがいい」と言うと,周りの子たちまでが,今度は筆圧も強くしっかりした字に変わってきました。
見直さないで,プリントを提出しようとしていた子たちが,プリントを提出する前にもう一度自分で見直すようになってきました。
プラスの言葉の力で子どもたちの心の扉をたたいて,無限の可能性を引き出しています。