学校日記

言葉で引き出す 4月28日

公開日
2015/04/28
更新日
2015/04/28

校長室から

 今年度の高雄小学校の校内研究は,道徳教育と決めました。校内研究とは,授業改善に向けて,毎年行われている公開授業を含む授業研究です。その研究テーマを決めるのに道徳性を引き出すという言葉はどうかと研究委員会で話し合っていました。

 引き出すというのは教育ではとても大きなキーワードで,何十年も前から常に注目されてきた言葉だと思います。
 もともと「在るものを引き出す」という意味があったでしょう。
 教室では,どの担任の先生も子どもたちの気を引こうとして,いろんなものを用意してきます。気を引こうとして。
 そうです。気を引くということは引き出すことのはじめの段階,動機づくりです。
 そこのところで,子どもたちが意欲・関心を示します。すると,子どもたちはしてみたいと思います。ここで失敗すると子どもたちの気はモグラのように自分の穴へ引き込んでしまいます。そうならないために,次の段階「わかった」「できた」という経験を持たせます。そしてできた瞬間に「よくできたね」「うれしい」と,言葉をいっぱい子どもに浴びせます。すると,子どもは本気を出してきます。
 そんな場面を教室でよく見ます。

 今は授業もどんどん変わり,一人一人の力を引き出すためのユニバーサルデザインというのが注目されています。
 今日も担任の先生はどのように子どもたちの気を引こうかと工夫し,教室掲示も工夫して,子どもの本気を引き出そうとしています。