学習のこと雑感 2月16日
- 公開日
- 2015/02/16
- 更新日
- 2015/02/16
校長室から
今は,休みの日に,時間を見つけては数学の問題を解いています。中学生の頃は時間がたつのが遅くて1時間2時間がとても長く感じたのに,今はあっと言う間に過ぎていきます。
問題を解く糸口がどうしても見つからないことがあります。でも,答えがあることはわかっています。たいていは,自分が問題をしっかり読んでいなかったり,キーワードを見落としていたり,思い込みをしていたということばかりです。
「こんなとき,子どもたちはどうするだろう。すぐに学習を投げ出してしまう子もいるだろうな。解答欄を見て問題の意味を知ろうとする子もいるだろう。最後まで自分の力で解こうと頑張る子もいるだろう。」と,思いながら次の問題にチャレンジです。
問題を解くたびに小さな達成感の繰り返しです。「達成感は自分でやりとげたときにしか味わえないなあ。学習する子は達成感を味わわなければ学習の楽しさを本当に知ったと言えないな」「でも達成感を味わうのは,その子にとって困難なときだから,困難に負けない強い気持ちも持たなければならないな」と,ぶつぶつ自分にしゃべっています。
どうも行き詰ったときに,一度問題から離れて別のことをしたり,休憩したりして,気分転換して,もどってきたときに解答方法がひらめくことがよくあります。私たちの力は表面だけの力で頑張っていたら行きつまってしまいます。
誰でも表面の考える力は全体のほんの少しの部分で,全能力がでてきたら素晴らしい力がでるそうです。問題を解くたびに「なるほど人は誰でも潜在能力がありそうだな」と感じます。1回きりではなく,何度も何度も問題に挑戦し,克服していくたびに不思議な力を自分自身に感じることがあります。自信というのは何度もそんな経験を繰り返していく中でついていくのでしょう。努力なしに自信はなしですね。
「子どもたちに一日一回は達成感をあじわう学習経験をさせたいなあ」と思います。「できない」と思いそうになっても「できる」と自分に言い聞かせていくと,だんだん,「できない」と思う弱い自分が引っ込んでいき,かわりに強い本当の自分が気持ちの表面に現れてきます。そんな経験を繰り返していくことが学習なのでしょう。