近畿小学校長会協議会 8月5日
- 公開日
- 2014/08/06
- 更新日
- 2014/08/06
校長室から
8月5日,大阪中之島で,近畿小学校長会協議会大阪大会が行われました。すでに新しい学習指導要領作成のための動きがある中で,「新たな知を拓き 人間性豊かな社会を築く日本人の育成を目指す小学校教育の推進」を主題に近畿2府4県から1000余名の校長が集まり部会に分かれて協議をしました。
その中で,興味がありましたのは,全体会の中の記念講演でした。今,アンドロイドロボット造りで有名な大阪大学大学院教授の石黒浩先生の講演です。
小学生の時に先生から「人の気持ちを考えなさい」と言われた一言から,「人って何だろう」その存在を実感したかったのかもしれませんが,実際に「人」を把握することは大変難しく,みなあいまいに人を理解しているだけだという話へ一気に展開しました。
また「気持ちとは何だろう」気持ちなど見たことがない,つかんだこともない。と,疑問に思ったそうです。「考える」ってどういうことをすることが考えることになるのだろう。私も考えるという行為が想像することか,観察することか,計算することかと疑問に思ったことがありました。人のとらえ方が現代でもあいまいなことから,人間を追究することが石黒先生のロボットづくりの始まりでした。
そうした研究の中で,研究者は,人に積極的に自分の思いを伝える力(プレゼン力)が大切で,コミュニケーション力がとても大切。自分の力を理系とか文系とかに限らないことも大切と聴きました。
今,まさに次代を拓くたくましい力とは,人間の総合力で,その総合力が「生きる力」につながっていることを認識してきました。