学校日記

わかるという「ひらめき」 6月30日

公開日
2014/06/30
更新日
2014/06/30

校長室から

 小学校の1年生の子供たちは今,1位数+1位数の算数の問題をしています。また,国語のひらがなを覚え,読めて書ける練習をしています。「ん」という字を一番はじめに教わって,それを「n」と読むといわれたとき,変な感覚に襲われたことを覚えています。
 知識を持たないで入学してきた子どもたちが,知識・技術というものを認識するのは,無から有をうむようなものです。真っ暗な夜で何も見えない夜道にとつぜん電灯がともる家をみつけるようなものでしょう。とつぜん「わかった」とひらめくのが理解だと思います。感性がはたらいて知識がストンと自分のなかに入ってきます。
 ニュートンがりんごの実が枝から落ちるのをみて,「わかった」とひらめくのと同じようなひらめきを1年生の子供たちは日々の学習の中で繰り返しています。

 型どおりに,言われた手順で言われた通りに答えを書いて正解をもらっても,「わかった」というひらめきがなかったら,本当はわかっていないことになります。

 本当にわかるには,自分の力,自分の感性でわかるしかありません。感性がはたらくまで,何度も読み,何度も考え,何度も試していくしかありません。すると最後に「ひらめき」が起こるでしょう。それを繰り返していったら,どんどん力がついていき,世界が広がっていきます。

 エジソンが天才とは99%の努力と1%のひらめきと言った意味がわかりました。