学校日記

昔からの高雄の家  10月13日

公開日
2012/10/17
更新日
2012/10/17

高雄校の今

 京都の町も昔からの民家が大変少なくなり,それだけ京都のよさが失われるのではないかという番組がありましたが,高雄も「入母屋造り」の民家がほとんどだったそうです。
地域の方のおうちを訪問させていただきました。五右衛門風呂があるとお聞きし,ずっと以前から見学をお願いしておりました。そのお家は築250年以上は間違いなく経っているだろうといわれていて,年が経つにつれて修繕をして今日に至っているということでした。

「細い通りの石垣はみんな地域の方が力を合わせて組んだものです。」

「子どもの頃は,小学校・中学校と高雄をめったに離れたことがなく,小さい男の子たちは近所に集まって5メートル四方の空き地でメンコやビー玉をして遊んでいました。
 家の手伝いは薪で火を焚くことです。一度,五右衛門風呂を空焚きしてしまって,底が真っ赤になって,ものすごく叱られたことがあります。」

「162号線の先には御経坂峠があるでしょう。あそこは昔は三日坂峠と言ったらしいです。あそこまで行くのに3日かかったそうです。」

「昔は庭に蔵があって,その中には刀や鉄砲が本当にたくさんありました。なんであったか…,でも,蔵が古くなって壊さなければならなくなったときに一緒に古道具屋に出しました。」

「昔はテレビというものがなかったから,テレビ一台がどこそこの家に来たといったら,みんなが集まってそこで若乃花の相撲を見ていました。」

 庭をながめながらお話を聞いていると,不思議とその光景が浮かんでくるようでした。訪問させていただいたおうちのような古い家はもう本当に少なくなったそうです。