京鹿の子染めに挑戦!
- 公開日
- 2011/12/14
- 更新日
- 2011/12/14
校長室から
昨日、5,6年が「京鹿の子絞り」の伝統工芸士さんたちから、絞り染めを教えていただきました。このような染めの技法は、奈良時代頃からあったとのこと。千年以上も前から日本に伝統的に伝わっている染めの技法ということに子どもたちも驚いていました。ハンカチにあらかじめステッチでデザインが描かれてあり、仕上げの部分を子どもたちが並縫いしていくものです。両端に出ている糸を締め上げ、中に爪楊枝を入れ、糸で縛っていきます。糸で縫われている所と絞られてる所に染料が入り込まず白く浮き出る仕組みです。この絞りの部分を「粒」とおっしゃっておられました。子どもたちのハンカチには、3つから4つの粒ができあがり、その部分が見事に白抜きとなって染め上がっていました。
聞くところによると、手のこった着物には、20万粒から30万粒の絞りを一つひとつ手作業で創り上げていくとのこと。「あと一つ、あと一つ」と思いながら丹念に数を増やしていくことが大切ともおっしゃっておられました。丹誠込めた仕事であるから、値打ちのある着物になるんだと感じました。
最後に、どの伝統工芸士さんたちも、声をそろえて、とても頑張る子どもたちで、感心したとおっしゃっておられました。子どもたちも仕上がった世界に一つだけの京鹿の子染めのハンカチをとても大事そうにしていました。