被災地に学ぶ
- 公開日
- 2011/07/12
- 更新日
- 2011/07/12
校長室から
今日,7月12日で、東日本大震災より4か月がたちました。親や友達を亡くし、そして思い出のいっぱい詰まった家を津波に流された被災地の子どもの様子を写真と作文で紹介しました。それらの写真は、少年が歯をくいしばって両手で水を運ぶ姿、小さな子が、瓦礫の後に残されたポンプから一生懸命に水をくみ上げている姿。自分の家から持ち出しのか、グローブを見つめている子。そんな中に、避難所での意外なほどの明るい笑顔。友達が肩を組み、一緒に炊き出しを食べている姿・・・・。子どもたちに感じてほしかったのは、この子たちの前向きな生きようとする姿とその笑顔でした。事あるごとに話している「人と人との支え合い」「相手の気持ちを分かる力」「やさしい思いやり」これらのすべてがこれらの写真が伝えていると感じました。
「絶望の中にあっても、前向きに立ち向かおうとしているお友達がいるんだよ。」必死にがんばろうとしている姿、友達と支え合って立ち直ろうとしている子どもたち。これらの事実は、子どもたちの心にも大きく響いたようです。
そのあとに読んだ作文も、被害の甚大さの中にも関わらず、お世話になった方々にお礼をしっかりと言えている1年生の作文。そして今、助けていただいたことを忘れずに将来「自分は、必ず人の役に立つ人間になるんだ」と決意表明する5年の男の子の作品など、本当に胸を打つ作品ばかりでした。
どの子も水を打ったような静けさの中で、これらの作文や写真の写しだされるスクリーンを見つめていました。