人権デー
- 公開日
- 2011/01/18
- 更新日
- 2011/01/18
校長室から
今日の話の中で、金子みすずさんの詩「星とたんぽぽ」を子どもたちに朗読しました。子どもたちは金子みすずを「わたしと小鳥と鈴」を通してかなりの子が、その名前を知っていました。また、「みんなちがって、みんないい。」というフレーズもよく、知っていました。この「星とたんぽぽ」では、「昼のお星は目に見えぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」のフレーズを子どもたちに聞き取ってほしかったのです。「目の前にあるたくさんの魅力的な物だけに目を向けないでね。もっともっと目に見えないものの中に、大切な宝物がたくさんあるんだよ。」という作者の想いを伝えたかったのです。その話とつなげて写真の「こころのえほん」を読み聞かせしました。
その中に、このような意味のフレーズがでてきます。「心は目で見ることができない。でもとても大切なもの、そして心のように目に見えなくても、大切なものは 私たちのまわりに たくさんある。」また詩の中に「こころが からっぽのひとには こころが あるということが わかりません。 ですから ともだちや どうぶつ しぜんなどを へいきで いじめることができるのです」というところがあります。金子みすずの伝えたいことと全く同じことだと感じました。
子どもたちには、友達を大切にできる子になってほしいと願っています。作者は、心はいくらでも広げることができ、自分のことだけでなく他の人にも心を広げていく力がる。と続けます。心は目に見えないけれど、それぞれの子どもたちの中にちゃんとあるということを、この作者も伝えたかったのでしょう。この絵本は、それぞれの教室でもう一度読んでもらおうと思っています。そして目に見えなくてもとっても大切なものがあることをしっかりと考えてほしいと願っています。
ポプラ社 なかえよしを/上野紀子 「こころのえほん」より