学校日記

6年『すてきな写真でスライドショー』B鑑賞(1)

公開日
2011/11/21
更新日
2011/11/21

本校の研究:Art & Craft

■ 10月21日(金)6年 校内研究の様子

 今回は6年2組の土田学級でB鑑賞(1)の授業を行いました。校内研究の取り組みです。

題材の内容は校内で撮影した写真をスライドショーにして,校内各所にプロジェクターで投影して鑑賞する,というものです。

 写真の鑑賞ならめずらしくはありませんが,この題材の特徴はなんといってもスライドショーを校内の階段や床,壁面など,自分達が選んだあらゆる場所に投影できるということです。

 写真撮影は校内で行いました。自分達がステキだと感じるところを写真にとっていきます。その際,構図や形,色などの視点を意識して被写体を見て切り取る,そこに「鑑賞の能力」を見て取ることができます。

 写真が集まったらスライドショーをつくり投影します。投影にはプロジェクターを使います。各グループに一台ずつプロジェクターを渡し,写真をどこに写したら面白いかを考えます。その際にも写す場所の立体感や形状,壁面の色,雰囲気など様々な視点をもとに場所を探します。

 「うわ,ロッカーに映したらボコボコになる!」
 「理科室の椅子に写したら写真が黄色味がかるで,懐かしい感じになる。」
 「立体感を出したいから立体的な壁を探そう。」

 投影場所を探す時は普段とは全く違う視線で校舎を見ています。案ずるより産むが易しで,どんどん色々なところに試してみて,たくさん面白い発見がありました。

 本時では全部で6つのグループのスライドショーを見て回ります。校内各所に設置されたプロジェクターはそれぞれのこだわりのスライドショーを映し出しながら,静かに子ども達が来るのを待っています。

 とあるグループは階段の斜めになった天井にスライドショーを投影していました。それを女の子が角度を何度も変えながら覗き込んでいます。見る角度によって印象が変わるのも面白いところ。真下から横から正面から,色々な角度で写真を眺めてそれぞれの違いや良さを発見したことでしょう。

 とあるグループは体育館のステージ上,中幕が半分スクリーンにかかった状態で後ろの壁との段差をもたせています。なかなか凝った立体的な見せ方です。ふと写真を見ると,奥から巨大なカマキリがこちらをのぞいていました。

 各グループスクリーンの形や色の面白さ,写真とのつながりなどを元に場所を探し,また鑑賞でも自分達なりに色々な視点を元に解釈しながら他のグループのスライドショーを見ることができました。高学年らしい難しい内容にも踏み込んだ題材でしたが,子ども達は活動をしっかり自分達のものにして楽しみながら活動することができました。

 いつもの校舎がこの日だけはアートの空間に様変わりです。子ども達の演出で芸術を身近に感じることができた45分間でした。