虹をくぐって 大きなヘビにも会いにいったら
- 公開日
- 2013/10/16
- 更新日
- 2013/10/16
Tokiwa コトノハ Prism
10月16日(水)
気を揉んだ台風26号はなんとか京都から離れていきました。この後も大きな被害を出さずに温帯低気圧に変わってくれることをお祈りしております。
今日の通勤途中,車道に両側からせまる木々に切り取られた青空の中,きれいな虹を見つけました。あいにく手元にカメラもなく,なんとか学校に着くまで出ていてくれと思いながらなんとか到着しました。
あわてて職員室からカメラを持ち出し,プール横へ行ってパチリ。上手には撮れませんが,まずまず記録が出来ました。
ここに写真をあげようと記事内容を書き出したのですが,あらためて思いおこしてみても「虹」が出てくる和歌は全く思い浮かびません。少し調べるとやはり日本人の詩心の原風景ともいうべき万葉集においては,虹を詠んだ歌はたった一首しかないようです。
どうも古代の人たちには虹を「大蛇」や「龍の息」と関係づけていたのでは,という見解もあるようです。そのため「虹」という字の虫偏は蛇を表し,それに【貫く・横たわる】という「工」がついたのが「虹」という字であると・・・。少し後付けのような気がしないでもありませんが本当のところはどうでしょう。古代のロマンとして置いておきたいところです。
第十四巻・3414番,上野国で詠まれた東歌です。
「伊香保ろの八尺(やさか)の堰塞(いで)に立つ虹(のじ)の顕ろまでもさ寝をさ寝てば」
意味はさておき,あきらめていた子どもが多かった中,嬉々として1・2年生が虹をくぐって遠足に出発しました。行き先は動物園です。
動物園にはキモだめし気分で,挑戦する子が多い「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」があります。
古代の人が「虹」と重ねた大蛇に子どもたちは遭遇するかもしれません。