学校日記

ナツクサ×ナツノ ヨウセイ

公開日
2013/07/24
更新日
2013/07/24

Tokiwa コトノハ Prism

 7月24日(水)

 今日から夏休みとなりました。
 ひまわりサマースクールが行われていたり,部活があったりして少しにぎやかになるときはありますが,それも一時です。

 北校舎に行ってみると,昨日までとは別の場所のように静まりかえっています。
 ところが主役たちを失った1年生の教室は,音こそしないものの今日もまだ妖精かなにかが授業を受けていたかのような体温を感じる臨場感があったのが不思議です。
 だれもいない廊下も眺めているとだれかが向こうから歩いてきて,にっこり笑いかけてきてくれそうです。そうだといいのにと思っているからかもしれません。

 気分を変えてネイチャーランドに行くと,空が見えないくらい木々の葉が茂っています。緑の色も梅雨の頃と比べたら濃くなっているようです。
 5年生が植えた稲も順調に育っているようです。

 かれはてむ 後をば知らで 夏草の 
 深くも人の思ほゆるかな (古今和歌集より)
 
 この歌の詠み人「凡河内 躬恒(おおしこうち の みつね」は、平安時代前期に活躍した歌人・官人で三十六歌仙の1人でもあります。

 意味は「すっかり枯れてしまう後のことなどまるで知らずに、深々と夏草が生い茂るように、離れ去ってしまう後のことなど想像もできずに深くあの人のことが思われる。」という少し切ないテイストです。

 ネイチャーランドの草木たちも,後のことなど考えもせずただ太陽を目指して,届かんばかりひたむきに伸びようとしています。

 始まったばかりですが,早く戻ってきてほしいなと思います。