耳垂るるうさぎ
- 公開日
- 2013/07/12
- 更新日
- 2013/07/12
Tokiwa コトノハ Prism
7月12日(金)
放課後,飼育委員会の登板の女の子がうさぎのお世話をしてくれていました。
ラビットフードや給食室から出たにんじんのヘタをすくってえさ箱に入れたり,そうじをしたりと暑い中,一人であるにもかかわらず,ニコニコしながらしてくれていました。その丁寧さと愛情にこの子の人柄が見えたように思いました。
うさぎの方もよくわかっているのか,うれしそうにわざと近寄ってこの子の手元にまとわりついたり,大本のえさ入れのものを食べようとのぞき込んだりと,まるで仲のいい友だち同士のようにじゃれ合っていました。
「兎も片耳垂るる大暑かな」
これは芥川龍之介の句です。明らかな字足らずや,冬の季語である「うさぎ」と逆の「大暑」の混在から,評価がいまいちなんだそうですが,このうさぎが「あっつー。」とげんなりしている様子が目に浮かび,かわいい感じがうさぎびいきの私には気に入っています。
1年のうちで、最も暑い時期といわれる今年の大暑は23日(火)の前期前半終了の日です。
今日の飼育委員の女の子がこのうさぎのお世話をしていたら,きっと「片耳垂るる」こともなかったんじゃないかなと思います。
うさぎ好きには素敵な人が多いのです。