5月は憲法月間です
- 公開日
- 2017/05/28
- 更新日
- 2017/05/28
校長室から
「5月は憲法月間です」
やや肌寒かった4月が終わり,風薫る5月となりました。学校のあちらこちらで,子供たちの明るく爽やかな笑顔と友だち同士でのびのびと遊ぶ姿,真剣にそして,意欲的に学習活動に取り組む姿が見られます。新しい年度が始まり,子供たちは新しい学年・学級で過ごし,はやひと月が経ちました。岩倉北小学校では,子供たちも教職員も,保護者・地域の皆様に支えていただき,確かな発進をすることができました。
さて,5月3日は「憲法記念日」,そして,5月は「憲法月間」です。さて,「憲法」とは,どういうものなのでしょうか。辞書では,「憲法…国の統治の基本原理,その組織と権限について定めた法規範」とされています。我が国の憲法(日本国憲法)では,三大原則として,「国民主権」・「平和主義」・「基本的人権の尊重」が掲げられています。様々な解釈や捉え方がある「憲法」の話を子供たちにするのはなかなか難しいと考えてしまいます。また,人によっては,「憲法」や「法律」「きまり」というと,堅苦しく難しく,また,遠慮したいといった思いを感じることがあるかも知れません。
そのように感じてしまう「憲法」ですが,少しずつ学んでいくと,「憲法」とは,「私たちのくらしを守る」基盤となるものだということに気づきます。一見すると,「憲法」の考え方を基本とした「法律」や「きまり」は,人々の行動を縛り制限するだけのものであるように思われがちです。社会には様々な「法律」や「きまり」があり,その「きまり」を一人一人が守るからこそ,「自分たちのくらしの安心・安全が保たれている」そう捉えることができるのではないでしょうか。例えば,学校の「きまり」にある「廊下を走らない」は,廊下を走る人への呼びかけや制限だけでなく,廊下を使用する全員の安全のための「きまり」であると考えると,自分たちのための「きまり」であり,一人一人が主体的に守ることの大切さを理解することができると思います。「憲法」とは,「人が人として幸せに生きるための権利と自由を守ってくれているものだ」ということを,だからこそ,大切にし,遵守していくのだということを子供たちに伝えていきたいと思います。
岩倉北小学校の校歌には,「学び努めん もろともに」「鍛え励まん いざともに」の歌詞があります。ここにある「ともに」とは,「みんな」として一括りに考えず,一人一人の人権を尊重し,そして,一人一人が主体的に協働することでよりよい社会を創っていくのだという考え方が示されていると捉えています。まさに「憲法」の基本的な考え方と同じであり,岩倉北小学校で一番大切にしたい考え方でもあります。
「ともに」〜直向・前向・上向〜
一生懸命がかっこいい
校 長 三浦 清孝