学校日記

3月

公開日
2013/03/06
更新日
2013/03/06

校長室から

  弥生 3月 春の気配を少しずつ感じながら
               
 まだまだ,毎日,寒い日が続いていますが,冬の様相の中に,ぽつりぽつりと春の気配が見つかるこの頃です。

  東風吹(こちふ)かば 匂(にお)ひをこせよ 梅(うめ)の花(はな) 

   主(あるじ)なしとて 春(はる)な忘(わす)れそ

 こんな和歌がこの季節になると思いうかびます。ご存知の方が多いと思いますが,「天神さん」「学問の神様」で有名な菅原道真公が都から太宰府に左遷された時に詠んだ和歌だと言われています。「天神さん」と言えば,京都で有名なのは北野天満宮・吉祥院天満宮・長岡天満宮でしょうか。「春になって東風が吹いたならばその花を咲かせ,その匂いを風に乗せて太宰府の地まで届けて欲しい,梅の花よ。主がいなくなったからといって,春を忘れてはいけないよ」という意味の歌だそうです。
 さて,いよいよ年度末の3月となります。学校では,各学年での教科等の指導・学校全体での行事等を年間計画に則って進めてまいりましたが,ここまでのところ,おかげ様でほぼ計画に従って進められてきています。ただ,「毎日の授業の中味の質の高さは?」とか「取組が全ての子どもに浸透している?」とかの点で言えば,中には十分にできていないこともあり,今の現状をしっかり見つめ,今後の対応に生かさなければなりません。

 また,今年度,教育現場での「いじめ」・「体罰」についての事件が報道されてきました。
「いじめ」については,「聞き取り」・「アンケート調査」等,これまでに数回実施してきていますが,要は「学校での個々の児童の見取り」・「発覚すれば即対応」・「家庭との情報交換」等が大切であり,その徹底を今後も図っていきます。「いじめ」につながる行動は,日常,様々な場面で起こりますが,起こった時の対応・子どもへの指導が重要だと考えています。
「体罰」については,保護者の皆様には2月半ばに書面でお知らせしているところですが,各学級で子どもたちに「正しい理解のための指導」と「聞き取り調査」をおこなっています。校内での教職員から子どもたちへの「指導」・「しつけ」は今後もしっかりしなければなりませんが,「暴力」はあってはなりません。「指導」・「しつけ」と「体罰」・「暴力」の違いをはっきりさせて,子どもたちには解るように納得できるように話しています。
 
 そうこうしているうちに,6年生は今月21日(木)に卒業式を迎えます。この学年の児童も,一人一人はこの6年間で様々な学習経験を積み重ねてきたところですが,個人差はあれ,学校での6年生の姿を見ていると,本当に立派な6年生に成長しています。これから先は,岩倉北小学校の卒業生であることを「誇り」に思い,良い意味でのプライドをもち,また,「自信と謙虚さ」を併せもって,どの子にも中味で勝負できる人に育っていって欲しいと願っているところです。

                  校 長