学校日記

見つめてください

公開日
2021/02/01
更新日
2021/02/01

校長室から

1月13日(木)から,「今だからこそ,なりたい自分になる。〜小学校生活最後のチャンス,中学校にむけてのはじめの一歩」をテーマに,6年生一人一人と校長室で個人面談をすすめています。入学式で出会ってから今まで,一人一人と向き合ってじっくり話をする機会がほとんどなかったので,「どんなふうに成長したのかな」「今,何を考えているのかな」「何をしたいのかな」と,子供たちの話を聞くことがとても楽しみです。
個人面談では,まず「どんな自分で卒業したいのか」,なりたい6年生の姿を語ってもらうところから始まります。そして,その姿に近づくために「今,つけたい力」は何かを考え,そのために「今日から」がんばろうと思うことを決めて,子どもたち自身が短冊に「宣言」する流れになっています。その後は,中学校にむけての期待や不安を聞きながら,残りの小学校生活を大切にしていきたいという思いを共有しています。一人一人の笑顔に触れることができるすばらしい時間です。
面談の中で,6年生の多くが「あこがれられる6年生」として卒業したいとの熱い思いをもっていることが伝わってきました。とてもうれしいことで,ぜひ,その姿を見せてほしいのですが,残念なことに3学期に計画していた3年生と6年生の合同宿泊学習が中止になり,「残念だね」と話したところ,多くの子供から「そんなことはないですよ。」という答えがかえってきます。
6年生の子供たちは,行事がないから「姿」を見せることができない,自分を高めることができないとは思っていないのです。その答えは,「毎日の生活で見せることができるから」でした。つまり,朝,低学年の子供に「おはよう」と優しく声をかける,廊下を歩く,「ベル着」を守る,おいしく給食を食べる,掃除をきれいにする,授業に集中する,課題を必ず出す,たくさん手を挙げる,何事にも一生懸命に取り組む…,どんな時であっても「6年生」としての「あこがれられる姿」を見せることができると考えているのです。一つの行事だけをみて「残念だね」と言った私自身の言葉が恥ずかしかったです。
また,「胸をはって卒業したい」,こんな言葉を発してくれた6年生もいました。このまま卒業をむかえさせるわけにはいきません。「あこがれられる6年生」として卒業式を迎えるために,私たちにできることは何でしょうか。それは,全校児童で,保護者で,地域の皆様で6年生を「見つめて」,がんばっている「姿」に声をかけることだと思います。「すごいなあ」「えらいなあ」「ありがとう」…,どんな言葉かけでも結構です。6年生一人一人の「なりたい姿」と「がんばりたいこと」は,校長室前に掲示をしています。どうぞ見に来てください。6年生の思いを感じてください。なりたい自分にむかって,卒業まで成長しつづける6年生の姿を,どうか見守り続けてください。6年生を「見つめる」2月,よろしくお願いします。
校 長  三浦 清孝