最高の6年生へ
- 公開日
- 2020/03/04
- 更新日
- 2020/03/04
校長室から
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため,明日3月5日から京都市立の全学校園が臨時休校となります。テレビやインターネット等のメディアでは,「かわいそう」や「大混乱」との情報が飛び交い,学校内が騒然としているかのように報道がされています。卒業式を控える6年生は「かわいそうな6年生」という発信もたくさん見受けられます。もちろん,急なことであり,例年の3月とは大きな違いがあります。子ども達や保護者の皆様にご負担をおかけすることもたくさんあります。
しかしながら,岩倉北小学校の6年生は,誰一人「かわいそうな6年生」ではありません。一人一人の子どもたちの6年間は,多くの仲間,教職員,保護者・地域の皆様に支えられ,意欲に満ち,笑顔にあふれ,「なりたい自分」にむかってたくさんの学びを得た,すばらしい時間をすごしたものであったと確信しています。
6年前の入学式の日,当時司会をしていた私は,「1年生が入場します。拍手でお迎えください」とアナウンスし,一人一人の小学校生活の第一歩を見守ることができました。校長になり,初めて一緒にいった「みさきの家」での往路の電車トラブル,5年生の山の家で過ごした時間,6年生の修学旅行,延期になってもあふれるパワーで全校を引っ張り続けた運動会,そして,先日の3年生との花背山の家での「ありがとうのシャワー」でいっぱいの合同集団宿泊活動,どれもすばらしくて,あたたかくて,思い出すだけで泣きそうになりつつも笑顔になることばかりでした。
だからこそ,岩倉北小学校には,誰一人「かわいそうな6年生」はいません。一人一人が「最高の6年生」です。卒業式の規模や進行が変わるかも…,例年と違うかも…,これまでと同じかどうかで,子ども達一人一人の6年間の価値は何一つ変わりません。また,岩倉北小学校の全校児童が,教職員が,「最高の6年生」への「おめでとう」と卒業をお祝いする気持ちも全く変わることはありません。門出を祝う気持ちは,どんなときでも「最高です」。
「最高の6年生」として,自らの歩みに自信をもって,仲間とともに過ごした6年間に誇りと温かさを感じて,岩倉北小学校を卒業することを「最高!」としてほしいと思います。
また,1年生から5年生の子ども達も全く同じです。一人一人が過ごしたすばらしい時間,学んだことは何一つ消えることはありません。岩倉北小学校には,誰一人「かわいそうな小学生」はいません。一人一人が「最高」の岩倉の子です。明日から,臨時休校に入りますが,今日も岩倉北小学校は笑顔にあふれ,一生懸命に学ぶ子ども達で,最高の学校生活を送ることができています。
学校は必ず再開します。それまでの間,1年間の自分の学びと成長をふりかえり,「なりたい自分」にむかって,今だからこそ「何ができるのか」を考え,一日一日を大切に過ごしてください。岩倉北小学校は最高です。
校 長 三浦 清孝