学校日記

2学期スタートします

公開日
2019/09/24
更新日
2019/09/24

校長室から

令和初めての夏休みが終わり,令和初めての2学期がスタートしました。
1学期の終業式に,夏休みに取組んでほしいこととして,「やりたいことは全部する」と話をしたことを覚えているでしょうか。さて,「やりたいことは全部する」夏休みはどうでしたでしょうか。なぜ,やりたいことを「決めてする」のではなく,「全部する」と話したのかの理由が見えてきたでしょうか。
もちろん,一つのことに打ち込むことや計画的に物事をすすめることはとても大切なことです。その一方で,やってもいないことを自分のイメージで向き不向きを判断したり,効率を優先させたりして体験する・挑戦できたかもしれない機会を失うことは,可能性を制限し,新たな自分を創るチャンスを逃すことにつながりかねません。
日頃から岩倉北小学校の口ぐせになっている「好きなことをする」「人のためにする」を「やってみいな」で支える学校づくり・学級づくりは,子ども達の「無限の可能性」に対応することができる方法であると思います。
しかしながら,「できないこと」は必ずあります。できないと「あきらめること」は簡単ですが,9回チャレンジしてできなかったことが10回目にできることもあります。もちろん,ずっと「できない」かもしれませんが,できなくても11回,12回と続けたことは確実に残ります。それを「無駄」だと考えるのではなく,「努力」として肯定的に自己理解したり,他者評価したりすることで,「目標にむかって努力を続けることができる人」が育ちます。
「できない」という結果を「自己否定」で終わらせるのではなく,そのことに取組んだ・やってきた「キャリア」を肯定的に見つめることができる学校,その「キャリア」を自らの足場として,次のチャレンジに向かうことができる学校が岩倉北小学校であり,「岩倉の子」であると思います。
さて,2学期は運動会,学習発表会をはじめ様々な行事があります。また,学習についても深い学びに入っていく時期でもあります。是非とも,各行事や学習の取組の中で,結果や答えのみを評価するのではなく,自分の可能性をひろげることができるよう「やりたいことは全部する」の気持ちをもって,「やろうと考え」「やってみたこと」,その上での「結果」の全てを自らのキャリアとして肯定的に捉え,ともに豊かに生きることにつなげていきたいと思います。
9月12日(木)に,京都市小学校特別活動研究会と京都市小学校生き方探究・キャリア教育研究会の共催で,6年生が学級活動(3)の授業を公開します。「最後の運動会〜キミの夢は,ボクの夢〜」(最後の運動会の舞台で,運動会を成功させるために,自らすすんで役割を果たし,なりたい自分に近づきたい)を題材として,授業研究会を行います。ここでも,自らのキャリアを肯定的に捉え,願いをもってやってみようとする子ども達を育てていきます。
校 長  三浦 清孝